ども。
私ごとですが、このたび30歳を目前に結婚することになりました担当ちゅんです。職員も見ているこのブログで報告するというのが、なんとも「にわかSE」的で、実は機会をずっとうかがっておりました。
さて、本日はとある部署で新調したPCの設定業務でした。
新品のPCはいいですね!特定業務を行うために導入した端末ですが、我が社の情報系端末では到底ありえない「Intel Core i3」登載。「Intel Core 2 Duo」でさえ高嶺の花なのに、一気に最新式です。メモリも潤沢に積んでいて、動かしているOSはXPとくれば、それはそれは「爆速」なのです。
しかし、こうした最新の端末には落とし穴があるのも宿命。今回、セットアップした端末はなぜか無線LAN内蔵ではなかったので、已む無くPCカードスロットの無線LANカードを導入しましょうと本体をぐるりと拝見いたしましたが、なんと
PCカードスロットが無い!!!
驚きました。代わりにあった「穴」には「EC」とだけ書かれています。EC?何のこっちゃ。
調べてみましたが、ECとは「ExpressCard」の略で、これまでのPCカード(CardBus)の後継として開発され、機能は全て引き継がれるのですが「形状が異なる」ので直接の互換性はないとのこと。じゃあどうすりゃいいんだよ!…はい、おとなしく有線のLANにします。
無いものねだりをしても仕方がないです。ダメと分かればあっさり引き下がるのがこの業界のセオリーと個人的には思っています。
気を取り直して作業続行。今度はISDNのTAを介してダイヤルアップ接続を作ります。いまどきISDN?はい、これも仕方が無いのです。業務の中で指定されていますから。今度はシリアル端子(RS-232)接続ですが、これも何やら嫌な予感がします。
やっぱり!!シリアル端子も無い!
こっちは今時のPCだと当たり前です。というか、逆にシリアル端子が登載されたノートPCが売っているなら教えてほしいくらいです。仕方が無いのでシリアル端子をUSB端子に変換するコネクタを持ってきて、無事接続完了です。ちゃんとCOMポートとして認識されました。
と、いった具合で、最新式のPCは確かに動作も機敏で快適ではありますが、周辺機器が古いままだと実質「業務には使えないPC」となってしまいます。これを何とか最新式でも使えるよう、我々SEが延命措置を施すわけです。そう考えると、フロッピディスクが製造中止となった今、フロッピー必須の業務があった場合どうすりゃいいんだ?と、内心ドキドキです。製造中止は本当に困ってしまいます。
無理やり突っ込んでスロットを壊すところでしたよ。
(投稿者:おめでたのちゅん)