ども。
周りの人が暑くなくてもなぜか私だけが暑いという担当ちゅんです。
本日は戸籍窓口に設置している公的個人認証端末のOS入れ替えを行いました。
以前から数回、このブログで記事にした「Windows2000サポート終了(7月13日)」の件に伴い、Windows XPへのアップグレードを迫られたのです。
公的個人認証の窓口端末は1台しか設置していないので、昼間に作業するわけにもいかず。昨晩、こそこそ忍者のように忍び寄り、端末を職場に運んできました。まずは既存のハードディスクを避けて、別なハードディスクにWindows XPをインストールします。それにしても問題が山積みで大変でした。
1.既存のメモリは256MBでしたが、XPでは不足するので512MBに増設。
2.インストールメディアはDVDでしたが、いまどきCD-ROMドライブ登載。Cool!!
3.クリーンインストールなのでドライバは当たらず。一つ一つドライバ探し。
まあ、これら作業は大変なだけでさして問題ありません。時間はかかりますが慣れたものです。昨日のうちにここまでを無事終了させ、本日いよいよアプリケーションのインストール作業を行っていきました。
それにしてもさすが「公的個人認証=究極の個人情報」です。これでもか、これでもかと言うほどの厳重なセキュリティ。回線から始まって、ID、パスワード、その他もろもろ…。しかも、取り扱う資料全てが「秘密扱い」と大きく記載されておりました。分厚いマニュアルとにらめっこしながら数時間、ようやくセットアップは終了しました。
さて、それでは動作確認をしましょう!ということで、意気揚々とソフトを起動させたのですが…。
画面には無常にも「システムエラーのため作業を継続できません」の文字が。
どうやらカードリーダライタのドライバがWindows XPではうまく動かなかった模様。Windows2000用のドライバを無理やり突っ込んだので当たり前?メーカーのサポートデスクに電話し、XP用のドライバをメールで送ってもらって何とか動かすことができました。
非常に神経の使う作業でありましたが、本務に迷惑をかけずに何とか終了できました。しかし…。実は公的個人認証窓口端末は熊石総合支所にも設置されているので、明日以降、全く同じ作業を今度は熊石で行わなければなりません。そこにはそこでのドラマがきっとあるんでしょう。今度は情報政策室の自席と行ったり来たりができないので、難易度は高そうです。さて、どうなることやら。
お客さんが来たらハードディスクを付け替える作戦。成功でした!
(投稿者:ちゅん)