ども。
サッカー日本代表が頑張っているとき、私は「早起き」を早々に諦め夢の中。根性なしの担当ちゅんです。
「突然ですが、サポートを終了いたしました。」
こんなメッセージとともに、ある日突然ウェブサイトが閉鎖されていた!なんて話は、PC関係の業界では比較的多く見かけます。実際「愛用していたソフトウェアのサポートが終了し、最新バージョンのOSに対応されなくなり、泣く泣く使用を中止せざるを得なくなった」という状況は、私の周囲でも発生しています。また、突然の終了ではないにしても、今使っているソフトウェアがいつまでサポートされるのか、その期限を謳っている事例も結構あります。
そんな中で、私たち情報担当者の悩みの種なのがWindows2000サポート終了問題です。
マイクロソフトはWindows2000のサポートを2010年7月13日で終了するとアナウンスしています。ちなみに、WindowsXPのサービスパック2と、Windows Vistaの無印も一緒にサポートが切れます(こちらは最新のサービスパックを適用することでサポートの継続が受けられます)。非力なマシンでも軽快に動くWindows2000。このOSがあったお陰でどれほどの恩恵を受けてきたことか。でも、時代の波には逆らえません。なにせ今年は2010年。技術革新のスピードが恐ろしく速いIT分野で既に登場から10年です。そう考えるといかに良くできた、愛され続けてきたOSであるかが分かります。
そして、サポートが終了するWindows2000はクライアント向けのProfessionalだけではありません。Windows2000ファミリーにはServerも含まれます。サーバーとなると更新にも多額の費用がかかりますが、更新理由として「サポートが切れるので」と説明しても、なかなか理解されないあたりが担当者として辛いところです。
サポートが終了した後はどうなるのか。結論を言ってしまえば「セキュリティ上のリスクが高い状態」で使うことになります。新種のウイルスなどに対応できなくなり、最悪の場合、その脆弱なOSを媒体としてネットワーク上にウイルスが蔓延するという事態も想定されます。今の時代はネットを使っていなくても、USBメモリなどから感染するケースもありますので、早い話「使用不可」となるわけです。
当町ではPCの更新は計画的に進められ、Windows2000の端末はなんとかサポート期限内で一掃することができました。次はWindowsXPのサポートが終了する2014年。あと4年…。正直、今は考えたくありません。
新品未開封でこんなものも。ある意味「お宝」でしょうか。
(投稿者:ちゅん)