転ばぬ先の杖?

 昨日から熊石地区の小中学校6校へ、先生用のパソコンを設置しに廻っています。結構疲れがきてます?

 納入先の業者さんが予めセットアップしたパソコンを、実際に職員室の机上へ配置します。次に、無線アクセスポイントへ暗号化設定やレーザープリンターのIP設定をして、PCに学校固有のネットワーク設定をした後、プリンターからのテスト印刷、共有したNASへショートカット等をすべて確認します。さらに事務用のPCを入れ替える学校は、メール設定、メッセージ、アドレス帳等を旧パソコンから移行させます。そして動作確認です。これはもう人海戦術です。やっぱり最後はマンパワーなのです!何とか2日で6校約60台です。でも、こんなに疲れるなら、来週からの150台は一体どうなるのでしょう?

 さて、今回学校に配置するPCには、「セキュリティワイヤーロック」なる物も付けました。これは、PCの盗難等を防止するため、PC本体と机など容易に移動できない物とを太さ約5mmのワイヤーで繋ぐ物です。ワイヤーの長さは約2メートルありビニール皮膜処理がされパソコンに傷が付かないようになっています。意外に気がついていない方も多いのですが、PCには「セキュリティスロット」と呼ばれる、これようの穴がほぼ100%用意されており、ここに特殊形状のフックを使い施錠します。今回の鍵は破壊しにくい「シリンダー錠タイプ」です。もし万が一、泥棒さんがPCを持って盗もうとしても、このワイヤーが邪魔をするという寸法です。そこで泥棒さんは、あきらめるか、机ごとPCを盗み出す暴挙に出るしかないわけです。

 このワイヤーが、本来の機能を発揮しないのが一番ですが、個人情報と学校資産の保護に必要な防衛ツールとしてPCと合わせて配られました。

これが「セキュリティワイヤーロック」です。
転ばぬ先の杖・・・盗まれる前に紐?

(投稿者:92)


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