衛星BBは1度の狂いが大問題!?

ども。
年末年始から続いていた悪天候もようやく回復し、本日は久しぶりの晴天となりました。
遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。担当ちゅんです。

昨日、八雲町の上八雲という地区にある大関(だいかん)小学校【MAPはこちら】に設置中の人工衛星を使用したインターネット『IPSTAR』が不調との連絡を受け、現場に行ってきました。

デジタルディバイドの地域に残された最終手段?とも言える衛星BB。現在、日本ではIPSTAR社によるサービスが始まっており、1月中旬からはBBSAT社の衛星を利用したTikiTiki-SATも利用可能となる見込みです。速度はISDNの比ではなく、下り速度で2Mbps程度の速度が得られ、YouTubeなど動画サイトの閲覧も問題ないレベルなんです!

ですが、それが不調なんです。「今朝からつながらなくなった」とのことで現場を確認すると、既にパラボラアンテナの付近まで堆く積もった雪・・・。恐らくは屋根から落ちてきた雪がアンテナを直撃し、角度が微妙にずれてしまった?!でも専用モデムのランプを確認すると衛星からの信号は受信できてるっぽい。上空で何が起こっているのかは知るすべも無く、どうしてつながらないのかまったくの謎!現在はとりあえず様子見です。

電波の発信元が人工衛星ですから、地上でアンテナの角度が1度ずれると衛星から見れば「がっぱり」狂ってしまうということなのでしょうか…。衛星BBの電波はテレビのCS放送などと比べて指向性が狭いのかもしれませんが、積雪地帯にとってこれは死活問題。というか、そもそも屋根の下に設置したこと自体が間違いだったのか??

何事も無かったように無事に復旧することを祈るばかりです。

ipstar

角度が微妙なんです(夏に撮った写真で申し訳ないです)

(投稿者:ちゅん)


カテゴリー: つぶやき パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です