SCSI接続のスキャナ

ども。
大雨災害のニュースが全国ネットで放送され、遠方の友人からも「大丈夫か?」と連絡をうけた担当ちゅんです。

先日、とある施設から相談を受けました。
「Windows7化のためPCを新しくしたんだけど、周辺機器のコネクタが合わずに接続できない」とのこと。最初、この話を聞いたときは「おそらくRS-232Cだな」と思い、それならUSBに変換すればすぐ使えるようになるなと考えたのですが、よくよく話を聞いてみると、どうやらその機器は「SCSI接続」が必要な機器でした。

具体的にはE社のスキャナです。A3に対応した大型のスキャナで、購入当時は結構なお値段だったとか。その施設ではフィルムのスキャンが必要なので、透過スキャンに対応している必要があり、そうなると現行機種でも非常に高価なので、簡単に買いかえるような話にはならないということでした。

とりあえず、上司92氏に相談。すると「個人の経験上、SCSIをUSBなど他の接続方式に変換してうまくいった試しが無い」という見解。しかし「そもそも、今まで使っていたPCではどうやって接続していたの?」という言葉でハッとしました。そうなんです。新しいPCになって使えなくなったのですから、古いPCにはSCSIカードなりなんなりが搭載されているハズです。

これがビンゴ。古いPCの筐体を開けてみると、PCIバスにSCSIカードが刺さっておりました。これを新しいPCに内蔵してやれば、無事にSCSI接続ができるようになります!

…と、思ったのですが、やっぱり一筋縄ではいきませんでした。古いPCはMicroATXのケースだったのに対して、新しいPCは省スペース型のスリムケース。そもそも、既存のSCSIカードはロープロファイルじゃなかったので、そのまま流用は不可…。しかも、ケースを開けてみると、さすがメーカー製!PCIバスは一つも用意されていませんでした。なかなかうまくいかないものですね。
結局は、部品を手配して別なPCにSCSIカードを搭載してみるということに落ち着きました。いまどき、SCSI接続の周辺機器ってどうなんでしょうかね~。

SCSIカード
ところでこのカード、Windows7でも動くのでしょうか…。

(投稿者:ちゅん)


カテゴリー: つぶやき パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です