パソコンで作ったデータを保存しておく「器」を媒体と言います。
最近ではUSBメモリーが一般的な媒体として普及しています。数GBもの大容量もあるのに小指ほどのサイズで、何よりも特殊な設定・部品なしにパソコン直付けで利用できる点に最大のメリットがあります。転送速度もUSB2.0の規格だと十分早いので大きなデータの出し入れも楽々です。
「も」じゃなくて「MO・エムオー」って知ってますか?PC設定であちらこちらを廻っていると、最近不要物に混じってMOが出てきます。フロッピーディスクの厚手のもので、媒体容量は128MB~1.3GBまであります。扱える容量はドライブ(装置)の発売時代によって異なります。パソコンとの接続はSCSI(スカジー)なので、パソコン側にもSCSIの受け口が当然必要となります。更に転送速度が遅延書き込みをするくらい遅い。結論=過去の遺物?でも、今この装置一式を用意するには、1万円以上は必要です。そんなに経費かけて最大容量が1.3GBですからね。廃れる訳ですね。そんなこんなで、SCSI接続のドライブはどんどん廃棄となっています。(一応、万が一に備えUSBの物だけKEEPしています。)
フロッピー(1.2~1.4MB)全盛の時代に、230MBも保存できる画期的なものだったんですがねぇ。当時を惜しんで、一応電気を入れて動作確認をしますが、ほとんどここ数年使われておらず、ちゃんと動きません。もう10年以上も前のブツですから、やっぱり今となっては「ゴミ」なんですね。ちなみに、MOの正式名称は、光磁気ディスク(Magneto-Optical disk)といいます。 いや・・・いいました。かな?
今時、誰も使ってくれません。
(投稿者:92)