ども。
昨日・今日とてんちょは出張で不在。ワンオペで細々した業務に追われていた担当ちゅんです。
これまで職場に導入するPCの仕様を検討する際、ノートPCであれば、いわゆるA4サイズのノートを選定してきました。事務用PCとしてはスタンダードなサイズで、どのメーカーもスペックに応じて複数の価格帯のモデルが用意されています。しかし、昨今はペーパーレス化推進のため、業務に支障を来さない範囲で「小型」「軽量」「長時間のバッテリー駆動」といった要素も求められるようになり、検討した結果、今年度からは13.3インチのモバイルノートPCを調達することにしました。大きすぎず、小さすぎず、絶妙なサイズです。
ですが、モバイルノートになることで諦めなければならない機能もあって、例えば有線LANを接続するためのイーサネットポートについては多くの機種で非搭載とされています。主な用途がモバイルなのだから当たり前とも言えますし、どうしてもイーサネットが必要な場面があるのであれば、その時だけ別途USBポートに接続するアダプタを経由して接続することは可能です。
当町では有線LANを利用しなければならない特別なケースを除き、基本的に情報系ネットワークは無線LANにより提供しているので、若干の不安はありましたが思い切って「イーサネットポートは不問」という仕様を書きました。
結果として、無線LANオンリーのPCでも業務にはなんら支障はありませんでした。今では有線・無線での速度的な差もほとんどありませんし。しかし、我々のような情報通信機器の管理をする立場では、どうしても有線LANは必要です。無線APを接続しているVLANスイッチの設定には物理的にLANケーブルを接続しなければなりませんし、ネットワーク障害が発生した時もLANケーブルをHUBに接続してPINGで故障個所を探さなければなりません。アダプタがあれば済む話ではあるのですが、焦っているときに限って忘れちゃうんですよね。
そんな状況を実際に何度か経験し、私は今でも保守用PCにはイーサネットポート必須派です。モデルはかなり限られますが、探せばまだ見つけられます。相棒てんちょともこういう話をしていて、最初は「必要ですかね~」くらいだった彼が、気がつけば一生懸命イーサネットポート内臓のモデルを物色していて「やっぱりそういう場面を数回経験するとこうなるよな」と。このような話を人前でする機会ってほとんどないのですが、同業者様は普段どんなPCを使って機器の管理や保守をしているんでしょう。今時、やっぱりイーサネットポート必須なんて言っている人は少ないのでしょうかね。
探せばあるといっても、真っ先に頭に浮かぶのはやっぱりこのメーカーですよね。
(投稿者:ちゅん)