ども。
せっかく雪が解け路面が出ていたのに、本日はまた真っ白。春が待ち遠しい担当ちゅんです。
先般、ワクチン接種の受付センターを準備していると記事にしました。物理的なLAN配線は無事確保できましたので、次は実際の業務フローをたてて、必要な機材等を選定する作業に着手しました。
受付センターに電話がかかってきて「まず初めにお名前をお伺いしてよろしいですか」と対応してから、最終的に予約が完了するまでの流れを頭の中でイメージします。そこから、その目的を達成するために必要な機材は・・・と逆算していきます。結果、当町の場合だと、電話でご本人確認させていただくための住民情報参照端末と、Webにアクセスして予約を実行する端末の2種類が必要とわかりました。
情報セキュリティの関係上、Webにアクセスできる環境に住民情報を保存しておくことはできません。自治体のセキュリティ(いわゆる三層分離)では、特にマイナンバーを含むような住民情報はWebから完全に遮断されたネットワークで厳重に管理されます。よって、これを利用する場合は専用の端末環境が必須です。
一方でWebアクセスについては「簡便に」「スピーディに」アクセスできることが求められ、今回の場合はタブレット端末を導入してはどうかと考えました。
しかし、ここに落とし穴。複数の業者さんにタブレット端末の見積を依頼してみたのですが、軒並み「在庫がありません」との回答。特に安価なモデルは顕著なようですが、このところの需要増(GIGAスクールも大いに関係していそうです)からメーカーの在庫はほぼ全滅みたいです。
ワクチン接種予約は早ければ3月中には開始となりますので、納期数か月のタブレットをのんびりと待っている訳にはいきません。これは困りました。
こうなれば奥の手。いつもの電話番号に電話し「GIGAスクールの端末整備により不要となったiPadなんてありませんよね?」と。ダメ元で教育委員会の担当者に泣きついてみたところ、決して最新モデルではありませんが数台のiPadを保管しているとのこと。ラッキーです。今回、これを再整備して現場に投入しようと考えています。
前回のLAN配線のときも書きましたが、端末があってネットワークにつながるのは当たり前の話。それがなければ前に進めませんので、責任重大です。
片手での操作はタブレットが圧倒的に楽です
(投稿者:ちゅん)