ご主人さま~ぁ

バーチャルリアリティ(Virtual Reality)って聞いたことがありますか?現実には形をなしていないのに、何故か実態が存在するかのような環境を、感覚を刺激し「理工学的」に作り出す仕組み・・・、とでも言えば良いのかな。 日本語では「人工現実感」とか「仮想現実」となっています。特に、実体化する対象物をコンピュータにより精巧化した場合、「拡張現実」や「複合現実」と呼ぶそうです。・・・とは書きましたが?とっても知ったかは出来ませんネ。

さて本題、この週末は公民館において「八雲町文化祭・展示の部」が開催されました。絵画・書・生け花・写真・菊・陶芸・手芸等々の作品が展示され、町民の目を楽しまさせてくれました。その中に異色の展示コーナーがあるのです。公民館講座の一つであるパソコン講座が行われている「パソコン室」で、私も所属する八雲パソコン同好会が、今時のPCや最新?の技術動向を例年展示しているのです。他町の文化祭には例を見ない取り組みだと感心されています。

今回展示の目玉は、拡張現実(Augmented Reality)だったのです。実際はかなり軟派・・・です。バーチャルなフィギュアを現実世界に登場させる、世界初と言われる一般向け拡張現実(Augmented Reality)ソフトウェアの展示です。その名は「電脳フィギアARis」。秘密の電脳キューブ?を机の上においてWebカメラで撮ると、パソコン画面上で女の子が机の上に登場して動き回ります。電脳スティックなる物で彼女に触ると、ろいろな反応をしたり、服を着替えさせたりすることも出来ます。ただし、今時のソフトなので標準の衣装がメイド服と一寸オタクっぽい?。その上「ご主人さま~ぁ」と色々と話しかけてくるのです。おかげで彼女に2日間も付き合わされました。でも、この手のものって老若男女を問わず受けるようで、意外と人気の展示となってしまいました。

最後に、PCによる拡張現実を紹介するための「電脳フィギアARis」であり、個人的趣味ではありませんので誤解しないように・・・。

電脳フィギアARis
ちょっと分かりにくいですが、彼女は赤丸に仮想存在しています。

(投稿者:92)


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