今や、PCのモニターと言ったら薄い「液晶画面」が当たり前となってしまいました。昔の厚いブラウン管型のモニターと区分けするために、液晶の方がLCD(Liquid Crystal Display)で、ブラウン管の方をCRT(Cathode Ray Tube)と呼んで普通は区分しています。Wikiでよくよく調べると、CRTと相対する言葉は、TFT(thin film transistor)のような気もしますが・・・。でも、古い人間なのでやはり「液晶」と言った方が分かりやすいですね。
さてこの液晶ですが、よ~く見ると、光る小さな点があったりします。業界用語では「ドット抜け」「ドット落ち」と言います。原因は、色々あるのでしょうが、結果何らかの不具合によって正常に表示されない・または正常にデータが得られない状態です。このドット抜け、色と位置と数が問題なのです。色は、赤や白や青など色々です。普段明るい表示をさせる場合が多ければ、白系は気になりませんが、暗めの濃い画面を多用する場合、白系は意外と目立ちます。位置もモニターの隅っこなら良いのですが、中央部だとこれ又気になります。1個でも気になり出すと大変気になるのに、これが複数個もあったら、嫌になってしまいますね。
とあるメーカーのマニュアルにはこんな様なことが書かれています。
液晶画面は非常に精密度の高い技術で作られていますが、画面の一部にごくわずかの画素欠けや常時点灯する画素があります (液晶ディスプレイ画面の表示しうる全画素数のうち、点灯しない画素や常時点灯している画素数は、0.0006% 未満です)。また、見る角度によって、すじ上の色むらや明るさのむらが見える場合があります。
これらは、液晶ディスプレイの構造によるもので、故障ではありません。交換・返品はお受けいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
つまり、0.0006% 以上のドット抜けが購入時の当初から有れば、このメーカーでは故障として扱ってもらえる可能性が有ると言うことです。でも、0.0006% って?普通の14~15インチの液晶は、1,024×768=786,432画素(ドット)なので、この0.0006% は471.8画素となります。つまり、472個以上のドット抜けが無ければ文句は言えないと言うことです。472個って凄すぎます!今までに見たドット抜けはMAXでも5個かな・・・。つまり5個でも文句は言えない範囲(メーカーでは正常な範囲)となります。個人的には、2個以上あったらイラッとして仕事に差し支えそうですが、皆さんはどう思いますか?
今日も長文になってしまいました・・・反省。
こんな感じのドット抜け、個人的には許せないのですが・・・。
(投稿者:92)
> 普通の14~15インチの液晶は、1,024×768=786,432画素(ドット)なので、この0.0006% は471.8画素となります。
4.718画素の誤りではないでしょうか。