ども。
昨晩、首を寝違えた担当ちゅんです。
本日は珍しく出張。この時期に毎年恒例となりつつある「サイバーセキュリティ連絡会議」の総会に出席してきました。道警函館方面本部さんの呼びかけで結成された組織。ちょうど二年前に設立され、その際にも「珍しく出張」と書き、一年前の総会出席も「珍しく出張」と書いていました。これで三度目となりますが、今回は会場が「公立はこだて未来大学」だったこともあって、どんな建物なのか興味もあり楽しみにしていました。
建物に足を踏み入れると、そこにはまさに異空間が広がっておりました。ガラス張りの教室にMacがずらーっと並んだPCルーム。開放的な雰囲気のオープンスペースでは学生が自由に会話しながら作業などに取り組んでいました。こんな環境で学べるのは羨ましいな~と思いながら、会場に向かいました。
今回、研修では「USBメモリによるサイバー攻撃」と題して道警情報通信部の方から講演を受けました。インシデントは外からの攻撃ばかりではなく、内からの攻撃でも起こり得ます。過去には、電力施設などの重要なインフラに攻撃が行われ、海外では実際に被害が出た実例なども紹介され、あらためて「他人事ではない」と感じたところです。
さて、その講演の中で「これ、すごい!」と感心してしまったのが、「実際にUSBメモリでシステムに攻撃が行われたとしたら」という想定で行われた実演。小さな風車と、それを制御するための小型PC(ラズパイ)を用いて、USBメモリを接続しただけで動作が止まってしまったり、はたまた逆回転してしまったりといったことを、目の前で見せながらの説明。単に言葉で説明されるよりも、実際に物を見せながらだとこんなに伝わり方が違うのだと、すっかりその手法に関心。我々も職場で情報セキュリティ研修を行う立場にありますが、こんな仕掛けを用意すれば楽しく、わかりやすく説明できるのだということを学びました。
我々もどうにかしてこの「風車」を作りたいです
(投稿者:ちゅん)