ども。
職場では電話ばかりで受話器を持つ手が筋肉痛になる勢いの担当ちゅんです。
先日、とある機器更新の案件の中で気になることがありました。その事業は比較的大規模なもので、納期も余裕をもって進めてきたのですが、業者さんから「もしかしたらノートPCの調達が間に合わないかもしれない」と連絡を受けたのです。
そのときは結果として、納期ギリギリになってなんとか納品され事なきを得たのですが、遅れた理由をお聞きして驚きました。なんと「世界的にCPUが品薄になっている」とのこと。実際にTech系サイトなどを確認してみると、かなり大きな話題として取り上げられておりました。お恥ずかしい話ですが、私はそれまで全然知りませんでした。
本日情報交換をした業者さんいわく「特に国内メーカーの納期が大変で、早くても2か月半待ち、最悪は納期未定とされていて、商談しようにもままならない」とのことでした。そうですよね。発注する側の想定とすれば「だいたい1か月、長くても2か月あれば安心」という認識で仕様書を作成しますが、それにモノが間に合わないということは、最悪「入札辞退」となってしまう恐れがあります(というより、そもそも入札が成立しない場合も)。こちらとしても、こうした状況であることを知らずにうっかり調達案件を進めてしまうと、とんでもないことになってしまいそうです。
自治体では予算要求の時期に差し掛かり、機器の更新を予定されている部署からPCの価格などを相談されることが多くなりますが、この価格だってどう考えればよいのかわかりません。PCが品薄になっているということで考えれば、当然値段そのものも上昇してくることが想定されます。それでも実施しなければならない事業はあり、その場合は「タイミングが悪かった」という話かもしれませんが、こちらとしては何もできないのがもどかしいところです。
CPUのことを業界では「石」と呼びます
(投稿者:ちゅん)