ども。
8月が過ぎ去っていくスピードに頭がついていかない担当ちゅんです。
さて、7月24日の北海道新聞朝刊(道南版)に、当町が本年度構築中の議会中継システムのことが写真付きの記事で掲載されました。
記事の中では庁内向けの配信についても触れられております。以下、記事を引用します。
動画配信に合わせ、町は各職員のパソコンでも視聴できるよう、庁内ネットワークを構築した。本会議の庁内放送はこれまで、議場隣の委員会室でしか聞くことができず、答弁を控えた職員が長時間待つということもしばしばだった。
2018/7/24 北海道新聞朝刊 道南版より引用
議会中継自体は議会事務局が実施している事業ですが、庁内向け配信については当室が構築作業を行っています。
現段階で構築はほぼ完了し、議会が開催される都度「動作試験」を行っているところです。
それにしても、動画配信の技術の進歩は目覚ましいものがあります。その背景には自ら動画を撮影して動画投稿サイトで公開するなど、動画配信が身近なものになったという部分があると思います。ユーチューバーという「職業」が子供たちの人気になるほどです。
一昔前までの動画配信では、映像を撮影し、配信用の機器に取り込み、動画を適切なサイズ・フォーマットにエンコードし、配信用サーバで公開するという複雑な手順を要していたことが、今では映像を撮影し、動画配信用機器で配信する、で終わりです。もっと極端な例でいえば、スマホやタブレットを使えば映像を撮影しながら配信するだけ。あらためて、すごい時代です。
今回導入したのはCEREVO社の「LiveShell X」という機器。当然フルHD、コーデックはH.265に対応。3ストリームまで同時配信可能、ローカル配信、動画保存などにも対応と、まさに夢のような機械。当町はこの機器を2台導入し、1台は外部公開(youtube)用、もう1台を庁内公開用として構築しました。こういう構成をしても、費用は従来の半分以下。安すぎて不安になるレベル、まさに「技術革新」です。
本会議の動画配信は、録画編集した動画を9月定例会から、生中継の動画を12月からそれぞれ配信する予定です。楽しみにされている方もおられるかと思いますが、現在鋭意構築中ですので今しばらくお待ちいただければと思います。
配信までの操作が簡単なのも今回のシステムの特徴だと思っています
(投稿者:ちゅん)
いつも大変参考にさせていただいております。
庁内向けの議会中継について、機器等の老朽化により見直しを検討中です。
(現在はWindows7パソコン(ExpressionEncoder4)とWindows Server 2008の機能で実現)
貴町の庁内向け議会配信では、CEREVO社の「LiveShell X」を利用されているとのことですが、庁内向けはローカルモードで利用されていると思うのですが、配信サーバは何を利用されていますか?
とある自治体のにわかSE 様
コメントありがとうございます。担当ちゅんです。
> 庁内向けはローカルモードで利用されていると思うのですが、配信サーバは何を利用されていますか?
この部分、構築業者に確認をとっておりましたので返信が遅くなりました。申し訳ありません。
当町では配信サーバとして仮想サーバ上にCentOSを導入し、そこでNginxというオープンソースのWebサーバを立ち上げています。
構築方法については「Nginx 動画ストリーミング」で検索すればそこに全て書いてあるようです(笑
LiveShellから配信サーバに動画を送り、職員はHTMLに動画を張り付けたページ(YouTubeのiFrameみたいなもの)を閲覧しています。
業者さんいわく、どういうわけかぜんぜん負荷がかからないとのことで、今のところ順調に動いています。
ご参考になれば幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
興味深い記事であったので拝見させていただきました。
庁内向けの議会中継について、機器等の老朽化により見直しを検討中です。
Live shell xという機器を導入し運用中であると思いますが、配信中に不具合等が起きたことがありますか。貴町の庁内向け議会中継の同時接続台数は、何台程度になっているでしょうか。Live shell xはどの機器と接続して配信用のデータを取ってきていますか。機器のコストパフォーマンスが高いので導入を考えています。
コメントありがとうございます。
後ほどメールにて直接ご回答いたします。
よろしくお願いいたします。