本日も執務室で事務をしておりますと、電話が鳴りました。
話を聞きますと、行事の記録を残すために写真を撮ったところ、写真モードではなく「動画モード」で撮影してしまっていたとのことで、その動画データを写真データとして保存して利用したいとのことでした。
世の中には、そのようなことをするためのソフトウェアは、多々存在しています。しかしながら、当社にそのようなソフトウェアは「無い」と記憶していましたし、代替えの方法がすぐには浮かびませんでしたので、その旨を伝え電話を終えました。
しかしながら、業務用パソコンにインストールしている「標準のソフトウェア」の中で、「何とかならないか!」と思い、調べてみることにしました。
まず思いついたのは、画面のキャプチャー。動画を一時停止した状態で、Windowsのアクセサリの中にある「Snipping Tool」で画面を切り取って、画像として保存する方法。画像を保存できましたが、なんとなく「ぼやけた感じ」の画像になりました。
ということで、次に。
業務用パソコンにインストールされているソフトウェアの中で、動画を画像ファイルに変換できる機能やキャプチャーできる機能があるソフトウェアがないかを調べてみることにしました。
第一に、「Windows Media Player」から。
いろいろ見てみますが、そのようなボタンやメニューはありませんでした。
第二に、パソコンにバンドルされてきた「DVD再生ソフトウェア」。
いろいろ見てみますが、こちらにもそのようなボタンやメニューはありませんでした。
悩んでいる最中、ふと頭に浮かびました。「写真を見るソフトウェアでできないかなぁ」と。
Windows10から搭載された「フォト」アプリを見てみました。
するとこれが当たり!「・・・」で隠れているメニューの中に「ビデオからの写真保存」というメニューがありました!
メニューをクリックすると「読み込み中」の表示が現れ、「ビデオからの写真保存」モードになりました。下部に表示された青丸や矢印を操作して写真にしたい部分を表示させ、上部の「フロッピーアイコン」を押すとその表示された部分が画像となり、「ピクチャ」フォルダに保存されました。良かった。良かった・・・。
自分の無知で即時対応ができず、職員の方に迷惑をかけてしまいましたが、変換作業が標準ソフトウェアで出来ることを知った出来事でした。
標準ソフトウェアで動画ファイルから画像ファイルへ。
(投稿者:ふろんと)