ICT-BCP机上訓練

ども。
最近「仮想」という言葉が怖くなってきた担当ちゅんです。

しかし、災害だけは全く別です。常日頃から「もし〇〇が起きたとしたら」と仮想し、準備をしておくことはとても大切なことです。

本日は、毎年1回実施することにしているICT-BCP(ICT部門の業務継続計画)の机上訓練を実施しました。
本来であれば、訓練の実施前にシナリオを作成し、そのシナリオに沿って行うものとなりますが、今回は事前の打ち合わせの中で「避難訓練のように、毎回同じ内容で繰り返し行うことにも意味があるのではないか」との意見が出され、あえて昨年実施したシナリオと同じ内容で訓練を実施することになりました(シナリオを一から作る時間がなかったという本音も・・・?)。

情報担当のほか、八雲地域・熊石地域双方の防災担当者にも出席してもらい「もし八雲町に震度6強の地震が来たら」という想定で、自分や組織の動きについて確認をしていきます。
初めは「去年実施した内容と同じだからさすがに大丈夫でしょ」とタカを括っていたのですが、開始して間もなく指摘が。「災害が発生しました。どうしますか?」の問いかけに対して「ケガをしている来庁者がいないか確認しながら外に避難します」としたのですが、すかさず「家族は大丈夫だったでしょうか・・・」と。
実は昨年の机上訓練でも同じことを指摘されておりました。家族の安否をないがしろにしてしまい、思わず一同苦笑い。それでも、最終的には多くの点で「合格」をいただき一安心です。

やはり、同じ内容で繰り返し訓練することにもちゃんと意味はありました。昨年の訓練では「課題」とされた事項が今年はクリアできているなど、比較しながら進められたという点ではむしろプラスだったように思います。昨年からの進化も感じられ、コツコツと地道に対策をしてきた成果だと思います。まだまだ足りない部分はありますが、少しずつでも確実に前進したいです。

訓練中の様子
「本番」が来ないことが一番望ましいのは言うまでもありません

(投稿者:ちゅん)


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