サテライト会場での研修に参加する

以前の職場で取得しました「医療情報技師」の資格には更新制度があります。各地で開催されている講習会や大会などに参加・発表をすることで「ポイント」が取得できます。次の更新時期までに既定のポイントを取得することで、更新手続きを行うことができる制度となっています。

自分にもこの度、その時期がやってきました。
参加履歴を確認したところ、講習会などにコツコツと参加しているうちに、既定のポイントを上回るポイントを取得することができていました。
しかしながら、その期間のうちに一度は受講しなくてはならない研修を受講していないことがわかりました。その研修が道内で開催されるとの情報を得ましたので、先日、受講してきました。

その講習会が開催されているのは、東京。そこで行われる講習会を北海道の「サテライト会場」で受講する形式で、会場にはもちろん講師は不在で担当の方がいるのみでした。
説明が始まると、東京で行われている説明の音声が会場に流れました。そして講演が始まるとスクリーンにはプレゼンテーションの映像が映りました。
無人のステージ上。しかし、映像と音声が流れていますので、演台の演者不在を気にしなければ普通の講演と同じ雰囲気でした。
東京会場が休憩時間になれば、北海道会場も休憩時間。距離は離れていますが、講師や参加者は「同じ時間」を過ごしている状態です。

違うのは、質疑の時間。挙手ではなく、あらかじめ指示されたメールアドレスに質疑を送信する形でした。進行の方がメールを確認し、それを読み上げ、講師が答えるという形でした。

講演の内容は「医事会計システム」の概要と運用について、来年度の診療報酬改定についてでありました。来年度の診療報酬改定は、診療報酬と介護報酬と障害福祉サービス等報酬の「トリプル改定」となるとのこと。関係する公官庁の方、医療機関・福祉施設の方、システム会社の方は、対応に大忙しで「眠れない時期を迎えている」との話もありました。

初めて参加する形式での研修でしたが「通信技術を用いれば距離の問題は解消できること」をあらためて感じた出来事でした。

雪の時期に再び大学へ
半年前と違い、会場のまわりにはたくさんの雪が・・・。

(投稿者:ふろんと)


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