以前より度々このブログに登場しているISDNモデムについて、進展がありましたので記載します。
RS-232C端子での接続のみのISDNモデムをUSB端子のみを有したノートパソコンへ接続する案件。
上司ちゅん氏の「宝箱」より「変換ケーブル」をいただきました。これで、パソコンとの物理的接続は確定したのですが、内部的接続についての悩みが出たところまでが、前回の投稿内容でありました。
その後、ブログの読者皆様からコメントをいただき、変換ケーブルにもドライバが必要であることを知りました。本当にありがとうございました。変換ケーブルの型番で調べ、ドライバを発見。インストールしたところ、デバイスマネージャーの「ポート(COMとLPT)」のところに「USB Serial Port」と「通信ポート」があらわれました。
「やれやれ」と安心し、モデムの設定ソフトウェアを起動したところ、「ポートが重複している」旨の警告画面があらわれました。再度、デバイスマネージャーを確認します。すると、先ほどのデバイス名の後ろに「(COM3)」の表示が付いていました。「このことだな。」と思い、ポート変更を試みます。しかし、ここで疑問が。「どちらを使用しているのかな?」。今回は「USB Serial Port」で接続しているのでこちらなのか。モデムは「通信をするもの」なので「通信ポート」なのか。考えていても仕方がないので、総当たりでいくことに・・・。結果は前者の「USB Serial Port」でした。
次にコントロールパネルの「電話とモデム」のところで、モデムをインストールを行うことに。
モデムの設定ソフトウェアに含まれているドライバで「モデムの追加」を試みます。ここでもポートの指定を求められます。画面の指示に従って追加を行い、無事にモデムが追加されました。
そして、相手方との通信の確認を行います。
祈りながら接続ボタンを押しました。しばらく待つと「接続」の文字があらわれました。良かった、良かった。
長きに渡って取り組んだこの案件も、無事に終了する事ができました。
皆様の協力により、無事に任務を終えることができた出来事でした。
無事に接続(認識)されたケーブル。「小さな仲間?」もお祝いに駆けつけてくれたようです。
(投稿者:ふろんと)