ども。
恐縮な方面でこのブログを日々ご覧いただいていると知り、ちょっとビビっている担当ちゅんです。
先日、「貫通穴」というタイトルでLANケーブル配線の現調をしたことを記事にしましたが、本日はいよいよ工事本番となりました。
・・・といっても、実はLANケーブル自体は工事の手順書とともに事前に学校に渡してあり、通線は腕の良い校務補さんが全てやってくれました。施工は文句なしパーフェクトな仕上がりで、我々はLANケーブルの両端の処理だけ。ずいぶんと楽をさせてもらいました。
LANケーブルの片側はL2スイッチに接続するのでRJ45のコネクタを、その反対側は機器を接続できるようモジュラージャックを取り付けます。事前に部材を用意していた段階で頭の中で手順を何度もシミュレーションしていたので、現場作業は順調です。何の問題もなく両端の処理が終わり、ケーブルテスターでショートしていないことを確認。正直「こんなにトラブルなく終わってしまったらブログには書けないな」なんて思っていたのですが(←これ、毎回のことですが、フラグです)。
最後の処理として、L2スイッチに差し込んだLANケーブルを結束バンドで束ねておこうと思い、バンドを絞めていくと「パチン」と音がして何かが目の前を弾け飛んでいきました。「あれ?何か飛んだな」と思った瞬間、結束バンドがゆるゆるの状態に。どうやら結束バンドの溝にはまるロック爪が劣化していて割れてしまったようです。
気を取り直してもう一本。しかし、同じように絞めていくとパチン。ではもう一本・・・と作業をしていると、脚立の下からふろんと氏「もうバンドがありません!!」。
がっかりです。まさか結束バンドが劣化しているとは思わず、最後の最後で消耗品不足です。現場作業で一番困るのは、その辺のお店で売っていないような特殊な部材を失うこと。こうなると最悪、作業継続不可となってしまいます。祈る気持ちで「まさか結束バンドなんてありませんよね」と学校職員に聞くと、答えは「ありますよ!」。ギリギリのところで救われた気分でした。まったく、油断したとたんにコレです。だからこうしてブログの記事にできているという話でもあるのですがね・・・。
ちょっと細いですが奇跡的に現場調達できました
(投稿者:ちゅん)