ども。
2月が28日で終わってしまうことに危機感を覚える担当ちゅんです。
少し前の話になるのですが、とある施設で配線工事をすることになりました。今日はそのことを書こうと思います(ネタに苦しんでます)。
その施設の事務室はWi-Fiによってネットワークが提供されていて、各APまでの電力供給はサーバー室に設置しているPoE HUBによって集中的に行われています。もともとはAP1つに対してPoEインジェクター(給電装置)を1つずつ接続していたので、壁にはコンセントの差込口が9つもつけられているのですが、今ではPoE HUBもかなり安価に手に入るようになり、かなり便利になりました。
さて、そのPoE HUBですが、これまではインジェクターの跡地に何気なく設置していたのですが、これでは停電時に自家発電装置が起動するまでの間、一時的に通信断が発生すると気がつきました。それだけではなく、自家発電装置から直接電力が送られることで機器が故障する可能性も。
ということで、電源をコンセントから直接取るのではなく、UPSを経由させるために配線工事を行ったのです。
その日は珍しく、ひとりぼっちでの作業。OAフロアのカーペットを剥がし、床のパネルを取り外します。そこに頭をつっこんで懐中電灯で目的の場所を確認・・・と、ここまでの手順は順調です。しかし、いざ線を通す段になって、ひとりの辛さが。穴がすぐそこに見えるのに、手を伸ばしても寸前のところで届かず。何か道具は無いかと周囲を見渡すものの適当なものは見つかりません。やはり、工事には段取りが重要です。
結局、今は使われていないLANケーブルが通っているのを見つけ、そのケーブルに電源ケーブルを括り付けてひっぱることで何とか無事に線を通すことができました。事前に想定した範囲ではひとりで十分と思っていることも、現場では何が起こるかわかりません。やはり二人で行動することは大切だな~と思った一日でした。
この9つのコンセントもついに不要となりました
(投稿者:ちゅん)