ども。
最近豆腐の美味しさに気がついた担当ちゅんです。
先日、ふとしたことからWindowsタブレットを入手しました。最近ではめっきり下火になってしまった8インチタブレット。一時期はブラウザでFLASHを使う「船」のゲームをプレイできると評判になり、盛り上がりを見せたと記憶しています。結局、発熱や電力消費の問題からCPUのスペックを上げられず、メモリ搭載量などを考えると8インチというサイズには無理があるのか、今ではすっかり「2in1」と呼ばれる10インチクラスのノートPC兼タブレットが主流となっていますよね。
さて、そんな8タブですが、結局のところ動作しているのはWindowsですので普通のPCです。なので、まずはOSを再インストールしてみることに。この辺は普段の業務で何度もやっているのでお手の物・・・と思ったのですが、ここで重大なことに気がつきました。なにせ相手がタブレットですから、光学ドライブなど搭載している訳がありませんし、USBもMicroの充電用ポートが1ヶ所あるのみ。どうにかして普通のUSBポートを用意しなければ、ストレージに手を付ける手段がないのです。
調べてみると、どうやらMicroサイズのUSBポートを普通のUSBポートに変換する「OTGケーブル」というものが売られているようです。
仕様上、USBというのはPC(親)と周辺機器(子)を繋ぐというルールがあるのですが、タブレットは周辺機器扱いとなるため普通のUSBケーブルでは接続できません。今回の場合で言えばタブレット(子)とUSB機器(子)を繋がなければならないのですが、このようなときに利用するのがOTGケーブル(USBホストケーブル)という訳です。
せっかくなのでケーブルの構造についても調べてみました。普通のMicroUSBの端子は5本のピンのうち4本にケーブルが繋がれていて、4番ピンはどこにも繋がれていない状態になっています。一方、OTGケーブルはこの4番ピンが5番のGNDに繋がれてショート(短絡)している状態なのだそうです。こうしてあれば、接続された機器側が「ホストケーブル」として認識してくれるという仕組みとのこと。勉強になりました。
さっそくケーブルを調達し、USB機器を接続してみると、ようやくOS側で認識されました。ここまで来てしまえば、後は普通のPCと同じ、一安心です。
それにしても、小さい筐体でWindowsが動いている姿には感動します。大きな画面のタブレットもいいですが、個人的には8インチのサイズでバリバリ動くスペックのタブレットが発売されないかな~と感じています。
外観だけでは普通の変換ケーブルと見分けがつきません
(投稿者:ちゅん)