ども。
大切なドライバーをバッグに入れたまま飛行機に乗ろうとして没収されかけた担当ちゅんです。
先日、とある施設でネットワーク機器を設置する作業を実施しました。部屋はサーバ室で、床はOAフロア。機器にはLANケーブルを接続する必要があるのですが、あらかじめ建物の図面を確認したところ、どうやら目的のLANケーブルは既にサーバ室に予備線として用意されていて、サーバラックの底面に収納されているようだ、というところまでを把握して現場に向かいました。
現場に到着し、さっそくサーバラックの底面に頭を突っ込んでLANケーブルを探します。しかし、目的のケーブルらしきものは見当たりません。部屋まで引かれているのは間違いないのですが・・・。
仕方がありません。このLANケーブルを見つけなければ仕事が進まないので、意を決してOAフロアを剥がして床下を確認していくことになりました。
しかし、ここで問題が。このOAフロアはパネルどおしを結合する部品に大きめのプラスねじが使われていて、このねじを外さなければ剥がすことができません。あいにく、持ち合わせのドライバーは「ドライバーセットのプラス(グリップ無し)」という悪条件。しかも、若干ねじ山のサイズが合いません。「せめてグリップがあればなあ」と思いましたが、要はねじが回ればオッケーなので、思い切ってチャレンジ。
その瞬間、「メキッ!バリッ!」という嫌な音とともに、手には妙な感触が。そっと手を開くと、そこには粉々になったプラスチックが・・・。まさかのドライバー粉砕。やっぱり、サイズの合わないドライバーはろくなことになりません。
しばし呆然としてしまいましたが、その後、もう一度持ち物を探してみると、今度はグリップが出てくるというオマケ付きでした。まるでコントのような出来事に、思わず笑ってしまいました。
その後、結局別なドライバーでねじを外しました。
(投稿者:ちゅん)