ノートパソコンと省エネ

庁舎内に於いても省エネが重要課題となっています。経費の節約と地球環境の保護が同時に出来てしまう?この省エネですが、IT担当者らしくパソコンの省エネ実践について考えてみました。

私たちの職場で多く使われているノートPCには、ACアダプタ(外部電源)が付きものです。そうですアレです。100VコンセントとPCの中間に位置する一般に黒いプラスチックBOXのことです。これは、商用電源の交流100VをPCで使用可能な直流15~20Vに変換する装置です。私が職場で使っているE社PCの純正ACアダプタは、入力100-240V交流1.5Aで、出力19V直流3.42Aとなっています。当然?やはり?中国製でした。最初の実験です、ノートPCって一日仕事をすれば、どれだけ電気を消費するのかです。ecowattと言う簡易型電力量表示器の登場です。この機械、何で私が持っていたのか・・・覚えていません?ともあれ、昨日一日(8時30分~18時30分の10時間)自分のPCを測ってみました。表示された累積値ですが、総消費電力は0.16kwh、1時間当たり0.4円で10時間稼働したので4円の電気料となっています。ちなみにCO2の排出量は0.09kgCO2だそうです。本当に正確かは?です。なにせecowattにも目安だと自信なさげに書いています?情報政策室の管理しているPCが320台、単純計算で、1日1台4円として320台なので1日全台で1,280円、これが1ヶ月22日稼働として28,160円となります。

次は、待機電力についてです。PCにACアダプタを繋いだまま帰宅したとします。PCの電源を切らずに帰ったとしたら、やはり1時間0.4円がこの間にも掛かります。(実際にはスタンバイになったりするので微妙?)これは、言語道断です!実はPCの電源を切ったとしても、自然放電に対するバッテリーの充電が始まったするので、実際には電気を消費してしまうことが有るのです。では、PCからACアダプタの差し込み抜いて帰ればどうでしょうか?調べたところこれでも僅かながら電気を消費するらしいのです。100Vに繋いだだけのACアダプタにさわると「ほんのり暖かい」ことがあります。PCが繋がっていない無負荷の状態でも、電圧を変換する仕組みは確実に動作しているからです。暖かいと言うことは、変換時に不効率だった電力が発熱という形になって消費された証しなのです。この消費電力をecowattで計りたくて一晩ACアダプタだけを差し込んで放置してみました。なんと!あまりに小さい消費電力な様で累積値は全て0から動きませんでした。残念です。これは、ACアダプタの省エネ化が進みこの辺に考慮された製品だからかな?もっと緻密に正確な表示器でなければ、ダメなようです。他の情報によると携帯用の四角い小さい充電器って意外に電気を食うらしい。勿論、充電していないときにですよ!なのでコンセントからマメに抜くようにした方が省エネとのこと。

さて、今回は計れませんでしたが、本気で省エネを考えるのならノートPCのACアダプタは「帰宅時に電源コンセントから抜く」が正解のようです。早速、実践したと思います。

ecowatt (株)エネゲート製
ecowatt 1時間当たり0.4円の電力を消費中

(投稿者:92)


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