プリンタ故障と裏テクニック

ども。
自宅の部屋が暑すぎるのですが、原因はどうやら発熱の大きいPCのような気がしてきた担当ちゅんです。

今日もレスキューの電話がなりました。内容は「レーザープリンタが動かなくなった。パネルにはエラーコードも表示されている」というもの。プリンタはモーターで紙送りの芯を動かしたりと可動部が多い機器なので、どうしても故障が多いです。ある意味、備品ではありますが消耗品的な扱いです。

メーカーと保守契約をしていますので、故障時はオンサイト修理(サービスマンが現場に派遣され、利用場所にて修理を行う方式)が受けられます。ですが、修理に至るまでには、交換部品の手配やら何やらで正味1週間程度は見なければなりません。今回故障したプリンタは戸籍の窓口に設置しているプリンタなので、これが使えなくなると戸籍抄本も住民票も印鑑証明書も何も発行できない事態となってしまいます。SE担当としてやってはいけないことの代表に、機器の故障が原因で業務を止めてしまうことがあげられます。黙って指をくわえて見ているわけにもいきませんから、代替のプリンタを出すことにしました。

今回、故障したのは某大手メーカーN製のプリンタ。こちらから持っていった代替品は同じプリンタの後継機。ここでひとつ非公式な「裏テクニック」があります。メーカーのウェブサイト等では一切書かれていないことですが、実はこの後継機のプリンタは型番が違っても古いプリンタドライバで動いてしまうんです。おそらく、どこかに不具合が出るのでしょうが、今までの経験上、これでクレームが出たことはありません。要するに、プリンタを交換してIPアドレスを書き換えるだけでPCの設定は一切いらないということです。こういうときに、いかに現場で楽をできるかがにわかSE的にはとても重要なのです!

というわけで、何ら問題なくプリンタは動きました。かかった時間は30分足らず。町民の皆さんに迷惑をかけることなく、無事に住民票も発行できました。どういうわけか、機器は季節の変わり目に故障することが多いです。最近は八雲町も暑いです。短い北国の夏ですので、満喫したいと思います。

比較
メーカーウェブサイトより。ドライバのサイズは若干異なるようです。

(投稿者:ちゅん)


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