覚えていると便利な「.」

ども。
腕林檎の充電をよく忘れる担当ちゅんです。

さて、本日はマニアックな小ネタを。興味の無い方はそっと「BackSpaceキー」を押してください。

保守のため、日々色々なPCにログインしています。特に最近は学校でのドメイン移行作業を行っているので、飽きるほどやっています。通常、管理下のPCはドメイン環境にあるので、ログインする際のアカウントは「DomainNameUser」か、もしくは「User@DomainName.local」などと入力していきます。わざわざドメイン名を書かずとも、ドメイン参加しているPCなら省略することも可能ですが、初回ログオン時だけはこれが必要な場合が多いです。あと、ドメイン名をフルで書くのが面倒なので、私はの方(NetBIOSドメイン名)を使うことが圧倒的に多いです。

ドメインであればそれで良いのですが、ごく稀にローカルのAdministratorでログオンしなければならない状況というのも発生します。Windows XPまでであれば、ログオンする際に「ログオン先」を選択できるようになっていて、ここを「このコンピュータ」にすればローカルのユーザーでログオンすることができました。
しかし、Windows Vista以降の、いわゆる「ようこそ画面」のOSからはこれが無くなり、ローカルでログオンするためには、前述の「」によるログオンが必須となりました(このあたりは、明らかに昔の方が分かりやすかったと思っています)。

さて、前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。XPの「このコンピュータ」に相当するログオンの方法は「LocalPCNameUser」となり、この例ではコンピューター名が分かっていることが前提のログオン方法ということになります。
もし、ログオンするときにコンピューター名が不明な場合は、「別のドメインにログオンするには」というリンクをクリックして確認、そこで表示された名前を覚えて、ようやくログオンできるという煩わしさです。

ですが、実はここで魔法のフレーズがあります。コンピューター名を入力する代わりに「.」(ドット)を入力すると、あら不思議。これがローカルのコンピューター名の代わりを果たしてくれます。つまり、ローカルユーザーでログオンしたい場合は「.User」と書くだけ。これは非常に便利なのですが、知ったのはつい最近。とある業者さんから「ローカルのアドミニでログインしてください」と言われ、「ではコンピューター名を教えてください」と聞くと「えっ?ドットエンじゃダメですか?」と。初めて知ったときはとても興奮しました。

この方法、例えば保守に行った先で「リモートデスクトップ接続」する際などにも効果抜群です。IPアドレスだけでマシンに接続して、ユーザー・パスワードだけ知っていればログオン可能。とても便利ですよ!

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いちいちこの画面を確認する必要はありません

(投稿者:ちゅん)


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