ども。
お洗濯を横着して、着るものがなくなってきた担当ちゅんです。
熊石総合支所に引き続いて本日は本庁にて職員向けのウェブサイト作成講習会を開催しました。開催風景などは昨日のブログ記事にありますので、今日は会場準備について書きたいと思います。
講習会は役場の会議室を使って行いましたが、もともと大人数でインターネットをすることを想定していませんので、会場作りをするうえでは、まずネットワーク環境の整備から始まります。今回は隣の部屋にちょうどよくHUBがあり、その空きポートからLANケーブルを這わせてきました。参加人数によってはケーブルをそのままHUBで分配してしまって、全PCを有線で接続すればよいのですが、参加人数が多く、またケーブルの本数も限られていたため、急遽「特設アクセスポイント」を会場内2箇所に設置(うち1箇所は窓ガラスにガムテープで固定)しました。隣接するアクセスポイントとチャンネルが重ならないように、同一のESS-IDで設定。これで無線環境の人は会議室にパソコンを持ってくるだけでネットにつながります。
全員が無線環境ではないので、もちろん有線での接続も考慮します。HUBからLANケーブルを回し、端をテーブルの上にガムテープで固定。これを数台分用意しました(使用したHUBは6ポート3台)。さらに、普段業務で使っているPCがデスクトップの方は端末を持ってこられないので、当室であらかじめ数台のPCを用意。私が講師となって実際に操作をしながら説明をしていきますが、そうなるとPCの画面をスクリーンに映す必要があるので、プロジェクターも用意…。
ここまで準備してようやく「普通に」説明会が開催できます。この準備に大の大人二人がかりで約2時間ほどの時間がかかりました。参加しているみなさんにとっては「インターネットにつながって当たり前」だったかもしれませんが、目に見えないところでこんな苦労をしていました。
でも、こうした作業というのは自分自身のスキルアップにつながります。例えば、急遽、イベントで特設会場を設置することになり、そこにネットワーク環境を構築しなければなくなった場合。そんなときには今回のような経験が絶対に役に立ちます。にわかSEでも小規模なネットワークなら一人でも構築できるくらいの知識が備わり、私自身もとても勉強になった講習会でした。肝心の講習会の方は…しゃべりすぎて声が枯れました!
会議室も立派なITルームに様変わりです。
(投稿者:ちゅん)