4Uの謎が解ける

ども。
子供が熱を出し、イレギュラーな休暇を余儀なくされる担当ちゅんです。イクメンです。

クラウド化が進み、我が社のサーバ室はかなり機器が少なくなりました。以前ならばサーバ室では会話ができないほどの騒音だったのですが、今では普通に会話できますし、何ならエアコンの効いた快適な環境で仕事ができるんじゃないかと思えるほどです。おそらく、電気料金なんかにも相当寄与しているはずです。

で、すでに利用を中止している機器の中で、ひときわ存在感がある「4U」のサーバがあります。ラックから取り外せばよいのですが、外せば外したで邪魔になりそうですし、とりあえず電源を切って、LANケーブルを抜いてそのままにしてあります。
このサーバが導入されたときのことを思い出してみると、今とは違い調達の仕様が緩やかで、「このシステムが動く構成であれば何でもいいですよ」的な感じだったような気がします。なので、初めてこいつが目の前に現れたときには「だからといってこれですか!?」と目が点になったのでした。
※ちなみに、今の仕様では「2U以内」とすることが多くなりました。それは、間違いなくこの事件があったからです。

本日、サーバ室で作業をしていると、同席された保守業者さんがこいつを見て一言「このサーバって、実は縦置き型なんですよね」と。なに~!縦置き型!?
ようやく4Uの謎が解けました。通常は縦置きする筐体にラックマウント用のプレートをつけて、強引にラックマウントにしていたのです。つまり、普通のタワー型のデスクトップPCを横置きして、ラックのレールに固定してあるという話です。

詳しく聞いてみると、業界では結構当たり前なんだそうです。我が社のタイプは横置き用に光学ドライブなどの向きを変えられるタイプなのでまだマシで、メーカーによってはドライブも縦になってしまうものもあるんだそうです。業者さんいわく「うちならいくら安くてもこれは調達しない。お客さんに怒られますよ」とのことでした。なるほど、勉強になりました。

SV
ということで、今日は深夜までサーバ室に篭ります。トラブル対応です・・・。

(投稿者:ちゅん)


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