ども。
あと3Kgがなかなか減らない担当ちゅんです。
本日、非常に珍しい案件に出くわしました。とある部署で、「外部から送付されてきたCD-Rを開くことができない」と相談を受けました。通常、パターンとして一番多いのは「実は焼けてなかった」という送り手側のミス。でも、CD-Rの裏面を見てみると、ちゃんと焼けている形跡がありました。
では、PCから見るとどうなっているのか。「ブランクメディア」として認識されていればアウトですが、普通に開けます。プロパティで容量を確認すると、350MBほどのデータが間違いなく存在しています。でも、ファイルの実態が見えないのです。
ここまでで疑ったのはドライブの不具合。別なPCからメディアを見てみるとどうなるのでしょう。近場のPCを借りて見てみました。すると、ようやくファイルが見えました・・・が、なぜか文字が薄いのです。一瞬、自分の目がおかしくなったかと思い、周りの職員にも「これ、色薄いですよね?」と確認する始末。最近特に自分の体に自信が持てません。
でも、ファイルが見えているということはコピーできるということ。全選択してローカルディスクに保存をかけ、とりあえず一安心。
で、そのファイル群をよーく観察してみると、なぜか全てが「隠しファイル」になっていました。なるほど、ようやくわかりました。たまたま確認用に借りたPCが「隠しファイルを表示する」になっていたため見つけられたのです。で、Windowsでは隠しファイルは薄い色で表示されます。開けなかった職員のPCは、隠しファイルを表示しない(デフォルト設定)だったため、正確には「見えない」状態だったというわけですね。これは難解なトラブルでした。
そもそも、なぜ隠しファイルにする必要があったのか、理由は不明です。一応、メディアの送付元に問い合わせをしてもらいましたが、別に意図は無く、隠しファイルにしたつもりはなかったとの回答だったそうです。もしかして社内規定で「全てのファイルは隠しファイルにする」というルールがあったらおもしろいのですがね。
隠しファイルのチェックを外して、一件落着となりました。
(投稿者:ちゅん)