にわかSEの登竜門!?pingコマンド

ども。
ネタが無いときでもブログを書く。これがストイックでたまりません。担当ちゅんです。

本職でSEをしている方にとっては当たり前のことなんですが、この仕事をしているとコマンドプロンプトを使う機会がとても多いです。

特に使用頻度が高いのが「ping(ピン,ピング)」コマンドです。ネットワーク上の相手先に対して通信ができるかどうかをテストする目的で使います。
例えば「インターネットにつながらなくなりました」と言われたとき、真っ先に疑うのは「モデムかルーターの不調」ですが、次に多いのが「ハブ」の故障だったりします。その際、不具合箇所がどちらなのか、問題の切り分けをするために、ルーターまで通信ができているかどうかをpingで調べることになります。

コマンドプロンプトではこのように入力します

ping 192.168.0.1

この例ではルーターのIPアドレス(192.168.0.1と仮定)に対して、パケット信号を送っています。無事に通信ができると

Reply from 192.168.0.1: bytes=32 time=xx TTL=xx

という文字列が4行表示されます。通信ができなかった場合、

Request timed out.

という文字列が帰ってきます。これで、少なくともルーターまでは通信ができているかどうかがわかるのです。もし通信ができていれば、原因はモデムっぽいですし、通信ができなければハブを疑う、といった具合です。

このコマンドを知っていると、例えば自宅でネットワークを組み、うまくファイルの共有ができないような場合に、少なくともそのPCと通信ができているのかどうかを調べることができます。pingの時点でエラーとなれば、きちんとネットワークに参加できているかを調べますし、pingは通るのであればWindows側の設定を調べます。このように、色々と応用が利く便利なコマンドなのです。

ちなみに、IPアドレスの代わりにURLを入れると、そのウェブサイトまでつながっているかどうかもわかります。人のPCを設定する際に、通信の状態をこれで確認するとクール!かもしれません。

pingコマンド
映画のマトリックスみたいでなんかカッコいいです

(投稿者:ちゅん)


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