ヘビーユーザー

 ウィキペディアによると、ヘビーユーザー(heavy user)とは、コンピューターゲームや携帯電話などのメディアの利用時間が、想定される平均的な利用時間よりも多い利用者を指す英語である。ヘビーユーザーという言葉は、アメリカ国内でのコンピュータシステム構築において、「制作者の想定を超えてシステムに支障が出るくらい頻繁・長時間にわたって激しく(heavy)利用する者(user)」から作成された。とされています。

 「制作者の想定を超えて・・・」ですが、米国の大手携帯通信会社が、データー量増大のためパケット定額を廃止するとかしないとか?同社によると、特にニューヨークとサンフランシスコにおけるデータ利用に関しては深刻らしく、わずか3%のスマートフォン ヘビーユーザーが、ネットワーク容量の最大40%を消費しているという。また、英国でもTwitter利用者の内7%のヘビーユーザーが79%の時間シェアを占めている。とも言われています。日本でもこれらに反応した『ソフトバンク、定額制廃止で2GB以上の通信は従量制になるおそれ』との掲示板書き込みもあり、同社CEOの孫正義氏はTwitterで「2%のユーザーが全体の50%くらいの通信容量を占拠しています。」「悩ましい問題。世界中の携帯事業会社の経営者の悩みです。」とつぶやいています。

 実は、プロバイダーなどでは既に対策を講じているようです。それは、ヘビーユーザーによる大量のデータ通信などによってトラフィックが増大し、ネットワーク全体の通信速度が遅くなる「ネット渋滞」を緩和するために、プロバイダーの約4割がヘビーユーザーの帯域を制限していることが明らかになったと言うのです。これはYouTubeなどの動画共有サービスなどで、長時間大量のデータ通信をするユーザーによって通信量が増加して、回線などの整備が追いつかないらしく、回線を借りて事業を行っているプロバイダーも居るらしいのです。調査の回答を得られた276社のうち106社が帯域制限をしているとのこと。また、さらに29社が利用者間の公平性を確保することを主な理由として、帯域制限の導入を検討しているとされています。知っていましたか?この帯域制限を実施したことによってヘビーユーザーから「通信速度が遅くなった」といった苦情が来るそうですが、一般利用者からの苦情が減ったり、全体の通信速度が改善したといった効果があったとのこと。どうやら今後もヘビーユーザーの帯域制限を実施するプロバイダが増える可能性は高そうですね。

 思い当たる方は居ませんか?そう言えば、我が家も最近なんか遅くなったような・・・・。私ってheavy user?私の口癖は「日産のGT-Rも3日乗れば、遅く感じる。」なのですが・・・でも単にそうかな?

太めの体型
メタボ体型でもヘビーユーザーとは限りません。

(投稿者:92)


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