IT、PC分野が嫌がられる要因の一つに横文字での表記が多い事が上げられると思います。確かに多いですよね。世界標準で急速に進んでいく分野なので、あえて日本語訳を当てることに意味を持たないのだと思われます。もっとも商品名や会社名など固有名詞も多くて、日本語訳にしようもありませんが、この横文字の読みがやっかいなんです。
PC話題で会話していると時々?と思う「フレーズ」を耳にします。思わず吹き出したくなるものと、最後まで・・・・?何の事なのかなと理解出来ないモノがあります。(私が勉強不足なだけだったりして?)ABCのアルファベットで表記されている印刷物等を見ると十分意味は通じるんです。でも声を出して読むのに困るのです。読み方には本当に悩むんです。例えば、PC主基盤の基本設定保存領域を「CMOS」と書き「シーモス」と読むのですが、「コモス」とか「シーエムオーエス」と言われると?になってしまいます。ほかに「ビオス」や「ライド」も??ちなみに前者は「BIOS」でバイオス、後者は「RAID」でレイドと読みます。
ネット上にPC店員の笑い話としてこんなのが出ていました。「ビデオボードの棚の前で、『PCIエクスプローラー対応も増えたねえ』と言うお客さん」。これはもちろん「PCI Express」で読みはPCIエクスプレス。また「常連さんなのに、USB(ユーエスビー)を『UBS』って言う。『最近のマザーはUBSポートが8個もあるんだよねえ』と普通に言う。指摘するのも何なので、そのままうなずく」。など、思い込みもなかなか直らないようです。恐ろしいですね。更に、笑えないのが『リストラCDで直るかい』のお客さんからの問い掛け。リストラという単語が妙な意味合いでマッチして聞こえる。勿論、レストアCDの事らしい。微妙なのは、読み違いとは少し違う場合、インストールを「インストロール」、拡張スロットを「拡張スロットル」と呼ぶ人々。これもなぜか多いと書かれています。
「やっぱり液晶だったら『サムシング』だよねえ」・・・世界ブランド「Samsung」サムスンも形無しです。「マトリックスの160ギガください」・・・「Maxtor」マクスターはHDDブランドだけどキアヌ・リーブスは関係ないだろって。「ヌビディアの6600で安いやつ」・・・これはビデオチップの「NVIDIA」エヌビデアのことなんだろうな。ほかに、「Celeron」セレロンをセルロン、「Athlon」アスロンをアスルン、「AMD」エーエムディをアムド、「Seagate」シーゲートをセゲト、「EPoX」イーポックスをエポック等々、PC店では新語飛び交っているらしいです。
私も、ネットPCやMBで有名な台湾の華碩電脳股份有限公司「ASUSTeK」に悩みます。アサスやエイサスでも十分通じるのですが、同社の日本担当者は「今はアスースに統一している」とコメントしているのでアスースが正しいようです。でも、エイサスと言ってしまいます。やはり、PC業界は読めない横文字多すぎです。
読めないPC横文字はWikipediaで調べています。
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