本庁舎と小学校が光でつながる

ども。
先週末は土曜・日曜と仕事だったため、急遽、明日代休となった担当ちゅんです。

日曜日の仕事については明日以降、上司92氏が書くことになるだろうと思っているので、私は土曜日に行った仕事について。
実は、役場本庁舎とお隣の八雲小学校の間を光ケーブルでつなぐ工事を行っておりました。

役場本庁舎と八雲小学校との距離は十数メートル。ここに光ケーブルを「架空配線」します。両方の施設のサーバ室をケーブルで直接結ぶことによって、八雲小学校をネットワーク的に「役場の一部」とすることができるため、個別に契約していた通信回線が不要になり、その分の経費を削減することができます。実際に契約を止めるかどうかは別としても、こうした回線があることは、防災面でも非常に有利です。
一方、役場にとってもメリットがあり、小学校との間で高速通信が可能となることで、リスク分散など色々なことができるのです。

このブログの読者の方は「もしかして自分たちでやったのか?」とお思いでしょうけど、さすがに無理です。架空配線を自分たちではできませんので、今回は業者さんの出番となりました。普段、こうした配線作業を見ることなどないため、興味津々で工事を見守りました。
15mクラスの高所作業車が登場し、まずは施設間にメッセンジャー(ワイヤー)を張り、そこに光ケーブルを添わせていきます。メッセンジャーとケーブルは「ラッシングロッド」という螺旋状の部材をつかって吊るしていきます。最後に終端を丁寧に処理すれば、あっという間に架空配線が完成です。これが自営なのか商用なのか、外観だけでは見分けがつきません。

それと同時進行で、施設内の配線も行われました。天井裏の配管などを使いながら、目的地までケーブルを引っ張っていきます。こちらもプロの仕事です。あっと言う間に作業は終わり、最後に光からLANに変換する装置を取り付けて工事は完了となりました。

今後は私たちの仕事となり、どういったネットワーク体系をとり、どういった機器を配置していくのか、思案のしどころとなります。すでに色々と動き出している仕事もあるのですが、やはり重視すべきは「業務継続計画(BCP)」ということになるのだろうと思います。あまり書きすぎるとセキュリティ的に「この人、大丈夫なの??」という話になりそうなので、今日のところはこのへんで・・・。

架空配線
セキュリティ的にこの写真が限界ですが、雰囲気は伝わりますよね?

(投稿者:ちゅん)


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