USB接続のプリントサーバに大苦戦

ども。
数日間家を留守にしたら、雪で玄関までたどり着けなかった担当ちゅんです。

非常に困ったことに、我が社が保有しているPCとプリンタに、現在「予備」が全く無い状況となってしましました。PCの方はみなさん御存じのとおり、Windows XP のサポート切れ問題もあってどんどん更新を進めていることが原因。予備など持つ余裕はないのです。一方のプリンタについては、各部署に配備する方式から集中管理へと切り替えを進めていることから、ひとまず調達を留保しているのです。

そんな中、とある部署に配備しているレーザープリンタが故障してしまいました。かなり古い型のプリンタで、修理は現実的ではありません。出先の部署なので、集中管理プリンタに接続してもらう訳にもいきません。代わりに回すプリンタも無い状態ですから、さすがに途方に暮れてしまいました。原課からは一日おきくらいに「どうなりましたか?」と催促の電話がかかってきます。

とにかく、代替品を見つけなければなりません。「これはどうだ?」「いや、それは故障してます」「じゃああそこのあれは?」「あれはもうありませんよ」といったやり取りを数日続けた結果、ようやく奇跡的に1台のプリンタを確保することに成功しました。A4サイズまでしか印刷できないものの、レーザープリンタであり、業務には十分です。しかし、残念ながらインターフェイスがUSB接続のみでした。

印刷するときだけUSBケーブルを差し替えて使ってもらえばそれで良いのかもしれませんが、従来どおりの使い方を継続するには、ネットワーク対応させる必要があります。一難去ってまた一難です。ちなみに、プリンタを共有して使うという手もあるにはあるのですが、ホストとなるマシンを常時起動させておく必要があるため、現実には難しいのです。
そういうわけで、次はUSB接続が可能なプリントサーバを用意し、これのテストを行いました。

プリントサーバのIPアドレスを固定し、プリンタと接続。PCにプリンタドライバをインストールしてテストプリント実行と、淀みの無い一連の流れ。しかし、いくら印刷を実行しても、一向に出力されません。額に汗が流れます。
どうやら件の「奇跡のプリンタ」は、印刷のために双方向通信を必須とするようで、Standard TCP/IPポートでの印刷は片方向通信となるため、印刷ができないということのようです。双方向で印刷を実行するためには、プリントサーバに付属しているユーティリティソフトをインストールする必要がある、と。そんなものは、セキュリティポリシー上、簡単に入れて良いわけはありません。残念!

ここまで調べるのに、丸2日かかって、しかも収穫がないというすごく残念な結果になってしまいました。プリンタは、おとなしく調達する方向で検討することになりました。
それにしても、USB接続のプリントサーバって、こんなに難しいものだったでしょうか。これまでは双方向通信を要しないプリンタを偶然使っていただけなのかもしれませんが、思わぬところで大苦戦してしまいました。

試験中の風景
いつものとおり、これが役場のデスクとは到底思えない風景です。

(投稿者:ちゅん)


カテゴリー: つぶやき パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です