ADプリンタ配布の謎タイミング

ども。
最近、徐々に日が長くなってきたなと感じている担当ちゅんです。春が待ち遠しいです。

全部署へのPC展開が終わり、Microsoft 365の本格利用を開始した旨は以前ブログでもご報告したとおりでしたが、実は一部の部署では未だ新PCが未配備でした。理由は「来年度の予算でPCを独自に調達するから一斉配備の対象外とする」としていたものだったのですが、当初我々が想定していた以上の速さで職場にTeamsが浸透していて、「来年度まで待っていてはTeamsが使えないので業務に支障が出てしまう」と。なので、PCを新規調達したら再び入れ替えを行うことにはなるものの、一時的に我々が保有している予備機を展開のうえで、365を使ってもらおうということになり、本日は久しぶりにPC展開作業を行っていました。

それにしても、一度「終わった」と整理したものを再始動させるにはそれなりにエネルギーが要るものですね。しかも、どこか気が抜けていたのか、その部署のプリンタをグループポリシーに登録するのを忘れており、PCを展開している最中に「あ、忘れてた!」という塩梅。現地からADサーバにRDSで接続し、急ぎプリンタ配布を仕掛けます。これでしばらく待っていれば、自動的にプリンタがインストールされるはず。

ですが、待てど暮らせどプリンタがインストールされる気配がありません。実は以前も同じようなことがあって、グループポリシーによるプリンタ配布を後から仕掛けた場合に、クライアントPCにはどのタイミングでプッシュされるのか、その動きがよくわからなかったんです。早い端末はものの数分でプリンタが現れましたが、遅い端末は半日経っても展開されずに、その時も困りました。今回もそれと同様、数時間経過しましたがプリンタは現れませんでした。

一応、意味がないことはわかっていましたが、コマンドから「GPUPDATE /FORCE」(ポリシーの強制適用)も試しましたし、何度かPCの再起動も試しました。これによってクライアントPCには確実にグループポリシーが当たっている状態にはなっているのですが、肝心のプリンタ配布を強制的に動かす方法がわかりません。まあ、気長に待っていればそのうちあたるっていうのは経験則として理解しているのですが、我々の目の前で「プリンタはいつ使えるのでしょうか・・・」と待たれている職員に対して「とにかく待つしかないんです」と答えなければならないほど辛いものはないわけで。
どなたか、詳しい方がいらっしゃれば「AD(ポリシー)を使ったプリンタ配布をクライアント側から強制的に実行する方法」をご教示いただけますとありがたいです!

プリンタの配布動きは謎ですが、間違いなく展開作業や運用は楽になったと感じています。

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

生成AIで楽をする

てんちょです。子供から風邪をもらいのどをやられました。最近咳をしている人も多いので流行ってるんでしょうか。

とある部署からexcelについての相談が。昨年、地番が大量に入った形式の違う2つのファイルの比較をしたいという相談があり、ちょうど手が空いていたのと興味があったので引き受けました。一つ目のファイルには列ごとに字名・親番・枝番ときれいにデータが入力されており、二つ目のファイルにはセル内に大量の地番がスペース区切りで入力が。二つ目のこれをどうにかしないとダメそうな感じです。なんでこんな入力しちゃうんですかね。

幸いスペースで区切られているので、区切り位置指定で横に展開してみることにしました。するとCJF列にまで展開されました…CJF列って何列目なのか気になって検索してみると”2294″となりました。これだけ詰め込むのも大変だったんじゃないですかね。さらに字名ごとに35行。結構なボリュームのデータになりました。1つ目のファイルを関数組み合わせて比較させて完成。

そして今回、また同じファイルで同様の作業をすることになりました。毎回区切り位置指定を入れて…の作業を行うのも大変なので、今回はChatGPTにマクロを作成してもらい、元ファイルを加工せずにそのまま出力してもらうことにしました。作業を順に書き込んでみたところ、30分ほどでそれっぽいものが一発で出力。

早速実行してみたところ…処理が終わるまでに2時間かかりました。「時間がかかりすぎるので見直して!」と書いてみたことろ、分割してデータを書き込むようにすぐに修正してくれました…仕事が早い。再度実行してみたところ数秒で処理が完了。久しぶりにChatGPTを使ってみましたが、ほんともうバッチやマクロは覚える必要がないくらい、誰でも簡単に複雑な処理を可能にしてくれる素晴らしいツールですね。職場でもっと手軽に使ってもらえるよういなればいいなぁ…。


もしかしてCopilotだとExcel内で全部完結するんですかね。

(投稿者:てんちょ)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

職場へのテレビ配備再開

ども。
季節外れの陽気に「もしかしてもう3月なのでは」と感じてしまう担当ちゅんです。

業務用PCの展開や、それに引き続くTeamsの運用開始など、当初に想定していたスケジュール通りとはいかないまでも、ようやく今年度に予定していた事業のゴールが見えてきました。今取り組んでいるのは、本来はお盆明けには再開する予定だった「各職場へのテレビ配備」です。

今年度、一部の小中学校に配備されていた液晶テレビが交換となりました。もう10年以上も使ったテレビですから、本来であれば廃棄処分となるところですが「それをすてるなんてとんでもない!」という話でありまして。教育委員会にお願いをして、テレビは廃棄せずに保管しておいてもらいました。その数、なんと15台。残念ながらUSBポートが非搭載のモデルではありますが、HDMIポートはちゃんとついています。PCの画面を投影するという目的であれば、まだ使えそうだと思いました。

さっそく、保管場所に行ってテレビを運搬。もともと、今回の案件で譲渡してもらうテレビはSONYの液晶テレビだと事前に調べてあって、重量や搭載されているポートの情報などは調べてありました。まずは、テレビを設置するスタンドが調達できた5台分を運ぶことにして、隣席てんちょ氏と共同作業・・・なのですが、これが重いのなんの。さすがに10年以上前のテレビは重いです。でも、なんだか重すぎのような気が。

職場に運び終わって梱包の段ボールから1台取り出してみると「ん?Panasonicって書いてあるぞ?」と。なんと、我々が運搬したのは事前に調べてあったSONYの液晶テレビではなく、Panasonicのプラズマテレビだったのです。それは重たいはずです。教育委員会に聞くと「中学校から撤去したものはSONY、小学校から撤去したものはPanasonic」とのことで、どうやら我々は適当に選んで持ってきたところ、別なテレビを持ってきたということのようでした。
ただ、てんちょ氏に「どうする?もう一回取りに行くかい?」と相談するも「いやっ・・・」と。そうですよね、私も同意見です。ひとまず、1台だけテレビスタンドに乗せてみましたが、重量はギリギリ持ちこたえられそうでしたので、このテレビを使うことにして一件落着としました。ほんと、傍目から見たら「あなた達は一体何をしているんですか?」って感じですが、職場に大型モニタを配備することは自治体DX推進のために極めて重要な取り組みなので、頑張ってやっていきたいと思います!

テレビスタンドの組み立て久しぶりすぎてテレビスタンドの組み立て方を忘れてしまいました

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

動画公開

てんちょです。この時期にしては気温が高く、冬な感じがしません。季節感が狂います。

ついにTeamsの職員向け説明会動画が公開され、Teamsの本格運用が開始されました。編集した動画をアップロードしてみましたが、再生してみたところ途中で止まってしまったり音声が途切れたりで、フレームレートを落として再作成したりと少し手間取りました。いつも通りの設定のはずなんですが…。

動画の公開に合わせて、Formsを使った問い合わせフォームを用意しました。いつの間にかSharepointのリストにフォーム機能が追加されて(気づいていなかっただけ?)いたので、先日も端末配備後のソフトウェアの導入申請の受付を作成しており、同じように作ってみました。作成したリストからフォームを起こして、入力された内容がリストで確認できて便利。問い合わせフォームの中身は所属・氏名・問い合わせ内容だけのシンプルなもので、PowerAutomateでチャットボットから通知されるようにもしておきました。

そういえばPowerAutomateのテンプレートも以前よりも増えたような気がします。チャットボットへの通知だけでなく、チャネルへの通知もテンプレートからできるようになっていました。以前、チャネル内にチャットボットから投稿させようとして失敗してチャットでの通知を行ったので、このテンプレート使って近々試してみようと思います。

動画を公開して早速、問い合わせフォームから質問が入りました。しかしここで重大なミス。いつも通りにフォームを作成したために、回答する方法を考えていませんでした。申請受付などであればこれでよかったんですが、フォームで受け付けてしまったために回答するとなると個別にチャットで返信するか、リストそのまま公開するかくらいしかなさそうです。今回はリストのアクセス許可を表示のみにして公開してみることにしました。権限ごとにリンクを作成できるので便利ですね。


ちなみにVOICEBOXで作成した音声に関しては、今のところ好評です。

(投稿者:てんちょ)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

キャッシュレス決済の盲点

ども。
正月に増えてしまった体重が、ようやく元に戻りつつある担当ちゅんです。

今年度から、本庁(住民票等窓口)・熊石総合支所・落部支所にて戸籍住民手続きに関する手数料の支払いの際にキャッシュレス決済が利用できるようになっています。先日、町民の方から「この前、役場で住民票をとったらキャッシュレスが使えてすごく便利になっていて驚いた」と声をかけていただいたのですが、とても嬉しかったです。

戸籍窓口でキャッシュレス決済が利用できます – 八雲町ホームページ
https://www.town.yakumo.lg.jp/soshiki/jyuumin/koseki-cashless.html

キャッシュレス決済の導入については、デジタル田園都市国家構想交付金(通称:デジ田)を活用していますが、計画段階でKPIとして設定していた「支払い全体に占めるキャッシュレス決済の割合」について、2024年度末は5%としていたところ、現時点(開始2カ月経過)ではそれを大きく上回る12.7%ということで、やはり住民のニーズは非常に高かったということなのだろうと考えています。

そんな中。本庁とそれ以外の窓口とで決済率に若干の差があり、「どうしてかな?」と。この点について原課の職員に「理由なんてわかりませんよね」と聞いてみたところ、驚くことに即答でした。
その答えは・・・

「北海道で店舗数No.1のコンビニが発行している電子マネーに対応できていないからではないか」

ここではあえて名前を伏せていますが、道民であれば皆さん頭の中に浮かんだであろう、そのコンビニです。地域によっては、唯一存在しているコンビニがそこだけという状況もある中で、必然的に利用する電子マネーはそこになるであろうというのは容易に想像ができます。
「もしかしたら仕様書に書かなかったこちら側の落ち度だったのではないか」と焦って色々と調べたのですが、どうやらその電子マネーは自社のグループ内店舗でのみ利用可能で、あくまで私が調べた限りではありますが、それ以外の店舗等での支払いに利用できる例は見つけられませんでした。

キャッシュレス決済でどのサービスが利用できるのかは、契約した決済代行サービスの対応状況によります。ですが、今回の例でいえば、当該コンビニが発行している電子マネーは決済代行には対応していない「ハウス電子マネー」のため、汎用的な利用ができないということのようです(ちなみに、色々な店舗で利用可能な電子マネーは「共通電子マネー」と呼ばれます)。そうなのですが、個人的には残念でなりません。そのくらい、道民にとってはインパクトの大きい話だなと思います。

Suicaの決済残額があったモバイルSuicaで支払ってみました。感動!

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | 2件のコメント