ども。
このところずっと内勤が続いている担当ちゅんです。
早くこの話を書きたくてしょうがなかったのですが、ようやく書くことができるようになりました。八雲町ではこの秋からSNSであるLINEを使った情報発信を行うこととなり、我々がシステム構築の担当となりました。
導入するのは、LINE Fukuoka株式会社が自治体向けにソースコードを無償公開されている「LINE SMART CITY GovTechプログラム」という仕組み。同社が福岡県福岡市のLINE公式アカウントに携わるなかで得られた開発知見を活かす取り組みということで、本当にありがたく感謝しております。
役場としての導入決定に至るまでのプロセスは、驚くほど速かったです。道内の同業者から「こういうものがあるよ」と紹介され、実際に触ってみて「これだっ!!」という感覚があり、それを上司に説明。他の自治体が運用中のアカウントと友だちになりつつ、我々も実際にデモ画面を用意。その後、多くの職員に見てもらいましたが、皆さん一様に「すごい」「これならこういう活用方法がある」「可能性が広がる」と大絶賛。そんなわけで、正式に導入が決定し今に至ります。
簡単に説明してしまえば、必要な情報は「探す」のではなく、これからは「お届けする」ということになるかと思います。これぞ、自治体DXではないでしょうか。
行政が日々発信する膨大な情報を効率よく受信していただくために、利用者があらかじめ「情報を受け取りたい分野」を選ぶことができる(セグメント配信)機能が用意されます。この機能をうまく活用することで「こんなに頻繁にメッセージを送られたら迷惑」と感じることなく、必要な情報を確認することができます。
また、防災機能では今いる場所から一番近い避難所を検索できたり、そこまでの経路の表示、ナビも可能。災害はいつ発生するかわかりません。もし出先で被災したときに、どこに避難すればいいのかが一目瞭然です。
町では、10月1日から一部の機能だけを公開する「プレオープン」を予定しており、近日中にホームページでお知らせできる予定です。当面は町からの緊急のお知らせの受信と防災機能のみの公開となりますが、鋭意構築作業を進め、なるべく早い段階で機能を開放していきたいと思います。
具体的なご案内まで今しばらくお待ちいただき、公開後はぜひ「友だち」になってください。よろしくお願いします!
※画面は開発中のものです
(投稿者:ちゅん)