ライセンス調査、再び・・・。

ども。
最近はすっかり「ワイン党」の担当ちゅんです。

ライセンス調査、再び。私が最も恐れているといっても過言ではない、とある大手ベンダーからのお手紙が届いてしまいました・・・。前回はいつだったかなとブログを検索してみると、2012年11月8日に「Bなのか8なのか…」というタイトルで記事が投稿されていました。

「まだ2年半しかたってないじゃないか!!」

と、言ってみたところでどうにもなりません。残念ながら、我々は無力です。なぜなら、ソフトウェアの使用許諾契約書の中で「内部監査を実施することを貴社に要求できる」としっかりと謳われていて、それに同意しているから。この調査に従わない場合は「正式な形で連絡を取らせていただく場合がございます(原文ママ)」ですって。おっかないですね。
ただ、我が社では資産管理ソフトを導入していて、これを根拠として調査を進めることができ、かなり楽をすることができます。何も悪いことはしていないつもりだし、堂々と、自信を持ってやればよいだけのことです。

PCの台数、OSの種類、オフィス統合ソフトの本数などは、手集計することなく把握が可能ですのであっという間に終わります。ただ問題は、それらが正規品かどうかを確認するためにライセンスの根拠となる番号を報告する必要があるのですが、これを調べるのがかなり面倒なのです。
ちゃんと棚卸ししているのでPCとソフトウェアは紐付けられていますが、これを一つずつ確認して、番号を紙に書き写していく、この上なく地道な作業。この作業こそ、2年半前の私が「Bなのか、8なのか」と苦労していたそれなのです。
ご丁寧にも「ツール等その他の方法で取得した番号は無効となり、場合によっては不正となる」とされているので、この作業は必須。でもね、もう目がしょぼしょぼするのですよ。老眼が始まっているのでしょうか。バーコードリーダーを使えばもっと楽をできたような気がしてますが、後の祭りです。

正直、第2職場の仕事も佳境を迎えていてこの調査を行うほどの余裕はないのですが、そうも言ってられません。設定されている期限までに、何とか仕上げられるよう頑張ります。

メディア
10本分の番号があれば、申告本数全てを正規品と認めるという、謎ルール。でもおかげで助かりました。

(投稿者:ちゅん)

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耐久性に違いは

第2職場での話です。いよいよ11月の決戦に向けて、各セクションが動き始めました。この戦い短期決戦が想定され、システム各社がサーバ室で入り乱れる事になりそうです。そこでその交通整理を、NWを設計・構築する会社にお願いすることにしました。流石に、にわかには無理です。ここは最初から、プロに任せたいと思います。しかし、この戦いに我々も「にわか軍団」として参戦することになりそうです。新しく立てる情報系ドメコン配下のクライアントは、わが軍の受け持ちです。経費の都合からお約束の「直営」ってやつです。軍師ちゅんの想定は、新規50台+リビルド50台=100台らしいです。このリビルド50台が曲者なのです。

現在、事務仕事(ワードやエクセル?)用として、あちらこちらに点在するスタンドアローンのパソコン約50台も、きちんリビルドして管理することになりました。今更ですが・・・。当然、ドメインに参加させるので、アカウントの設定が必要となります。空による資産管理も行いますので、大掃除が必要?そこで初期化して、スッキリと出直しを図りたいと思います。そこで問題は、PC内に点在するデータ?経験則からも「自分で、バックアップしておいて下さいネ」は、通用しないと諦め・・・ました。そこで浮上した案は、別なHDDを用意し事前にクリーンインストール。必要なデータは、外したHDDから探し出す。そして、暫くKEEPして苦情に備えることに。

手元の在庫は、2.5インチHDDと3.5変換マウンターのセット。意外と潤沢な在・・・。デスクトップPCにも2.5です。2.5と3.5インチで何が違うのかな?発熱量?耐久性?でしょうか?まあ、在庫があるのでこの作戦しかないでしょう?わざわざ、3.5インチのHDDなんて買えません。キッパリ!

2.5&3.5HDD
デスクトップPCも、2.5インチHDDでクリーンインストール!マウンターも有るし・・・。

(投稿者:92)

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第2案への切り替え

ども。
ようやく腕林檎が届き、「それってもしかして・・・」と声をかけられることが多くなってきた担当ちゅんです。

本日は久しぶりにPCの保守案件。「PCの起動にものすごく時間がかかるようになり、ついにはログオン画面を表示することもできなくなった」とのことでした。
利用していた職員からは「特に何もしてません」と繰り返し説明されました。昨今大きなニュースとなっているあの事案をうけ、PCが少しでも変な動きをすると「もしかしてウィルスでは」と心配している職員は、想像した以上に多いようです。

本案件では「急ぎの仕事があるので何とか早くあげてほしい」という要望もあったので、自分の仕事をほったらかして、とりあえず診察を始めました。
症状から察するに、これはまず間違いなくディスク障害だと予想しました。いきなりではなく「ついには」というのがポイントで、ディスクの障害が発生すると、徐々に症状が悪化していく印象を持っています。

まず通常に起動してみると、やはりログオン画面まで行き着かず、画面には「LogonUI.exe – 正しくないイメージ」というタイトルのダイアログボックスが表示され、「システム管理者に問い合わせてください」と。それ、私なんですが・・・。
その後、ディスクのクローンを作ってみると、何とかログオンはできましたが、相変わらずエラーメッセージは出続けました。とりあえずディスク障害で間違いなかったことがわかりましたので、ここからは「下手な鉄砲も数撃てば当たるモード」に突入し、セーフモードで起動を試みたり、スキャンディスクしてみたり、コマンドからsfcを流してみたり、挙句はインストールメディアからブートしてスタートアップ修復までしてみたのですが、一向に改善せず。ただ時間だけが過ぎ去っていく中で解決策を見出せないまま、試合終了間際で急遽方針転換。別なPCを用意して、データの引越し作業を敢行。予定より少し遅くなりましたが、無事にPCをお返しできました。

この業界、何かとあきらめが重要です。個人的なプライドやこだわりで事に取り組むのは決して悪いわけではないのですが、その結果、ユーザー側に不便をかけるというのはタブーですよね。いかに「第2案、第3案」を持っているか、そしてそこに大胆に方針転換できるかが、まさに「現場力」なのだと思います(と、自分に言い聞かせます・・・)。正直、解決できなかったことは悔しいですけどね。

エラー
結局、このエラーは謎のまま、リカバリーしてしまいました。

(投稿者:ちゅん)

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せっかく修理するも爆音!

昨日は、落部つつじ祭り出没しておりました。残念ながら、つつじの花は見ごろを過ぎており、花より団子となってしまいました。まあ、それはそれで・・・楽しかったです。

さて「経年劣化、あっぶねー!」で書いた、P社の24ポートGiga-HUBの続報を。皆さんのご想像どおり、半田ごての出番となりました。それらしい?コンデンサを持ってきて交換です。それらしい?耐電圧は同じですが、同容量が無かったので、多少大きいので代用することに。物理的サイズとしては少し縦長な程度で作業は簡単。まあ、問題ないでしょう。勿論、チップの放熱器を留めるバネの基盤側フックもガッチリはんだ付けし直し完了です。

すんなり、電源は入ります。当たり前?LANケーブルを挿してTESTもOKです。Gigaでリンクしています。治ったぞ~!!です。わざわざ直した目的は、自席の足元にある同社の100Base-TXの24Pとの交換です。これで、また一つ100のHUBを撤去できるはずでした・・・。ところが、付けてビックリ!爆音です。サーバ室では気になりませんでしたが、静かな事務室では問題です。このHUB、40mm角のFANが2個付いているのですが、かなりうるさいです。特に片方は、ベアリングが参っているのか明らかな異音です。結局、FANレスの100Base-TXの24Pで暫く我慢し、サーバのジャンクからでも、FANを流用したいと思います。諦めが悪いです。でも、40mm角のFANに静音型ってないですよね?

コンデンサの交換は、上手くいったのですが・・・。
電解コンデンサ4個の交換は上手くいきました。今度はFAN・・・ですか。

(投稿者:92)

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バックアップが終わらない原因は○○の不具合(下)

ども。
本日は前回の記事の続きです。よろしければお付き合いを。担当ちゅんです。

ディスク容量が大きすぎてバックアップに失敗していると思っていたのですが、どうやら原因は通信速度不足ではないか?と推測をたてました。
早速、実験開始です。まずは、転送速度が落ちている原因がファイルの送り側(ファイルサーバ)なのか受け側(バックアップサーバ)なのかを突き止めなければなりません。別なローカルサーバから大きめなデータをダウンロードしてみて、速度を確認します。

最初にバックアップサーバから。SMBでファイルをコピーしてみると、速度は300Mbpsを越えました。そもそも、リソースモニタのグラフのスケールが1Gbpsに変更されていました。これは正真正銘のギガビット・イーサネットですね。
では、次にファイルサーバ。同じファイルを同じ方法でダウンロードしてみたのですが、いくら頑張っても100Mbpsを越えません。スケールも100Mbpsになってます。ようやく、問題の核心に近づいたようです。どうやらファイルサーバのネットワーク周辺で何らかの不具合が発生しているのは間違いなさそうです。

こういうときに疑うのは、NICの不具合よりもむしろスイッチとかケーブルです。ギガハブの手前に100BASEのハブが挟まっていないか、ケーブルの施工不良で速度が落ちていないか。もっと初歩的なミスで、ギガに対応しているケーブルを使っているか、などなど。ボトルネックを探していきます。

L3スイッチのランプを見てみると、やはりファイルサーバのリンク速度は100BASEになっていました。原因がはっきりと判明した瞬間です。で、ケーブルを抜き挿ししてみるとランプの表示上はギガに。しかし、サーバ本体のイーサネットポートを見てみると、通常は左右のランプが点灯するはずが、右側のランプのみ消灯している状態でした。
このサーバはNICを2つ搭載していたので、試しにセカンダリのNICにケーブルを挿すと左右のランプが点灯しました。

原因はわかりませんが、どうも怪しいのはプライマリのNICのような気がします。とりあえず、そのポートを使うのはやめて、セカンダリに設定を移し、念のため「カテゴリー6」のケーブルで接続。
この構成でいつもどおりにバックアップを走らせると、速度はようやく300Mbpsを越えてくれました!
結局のところ、これってプライマリのNICが壊れたということなんでしょうかね。後から説明書を読んでみると、右側のランプは「1000/100/10ランプ」とされ、消灯の場合は「未接続、または10BASE-Tで接続中」と書いてありました。う~ん、残念ですがハードウェア障害として処理するしかなさそうです。

というわけで、バックアップが終わらない原因は「NIC」の不具合だったのでした。

不具合のNIC
極めつけは取扱説明書のミス?左側が緑で右側が橙に見えるのですが・・・。

(投稿者:ちゅん)

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