ビフォーアフター

「大改造!!○的ビフォーアフター」と言っても建物の事ではありません。庁舎内の無線LANアクセスポイントを、昨年度から順次更新しています。無線LAN環境を平成13年度に導入していた本庁側は、昨年度更新を完了していました。今年度は平成15年度に整備された支所側の更新です。なかなか辛抱な・・・。さて、少し前にブツは届いていたのですが、なかなか忙しく本日やっと更新作業を済ませました。ブツは今回も、ご存じ米国生まれのM○ruです。今まで多種多様(B社、I社、P社、E社などなど)なAPを使って来ましたが、M○ruは本物って感じがします。コントローラーも必要だったりするので、敷居(お値段も・・・)が高いですが、超安定動作で連日使えています。当たり前ですね。

さて本日の更新作業ですが、NWをまたぐ支所ではL3タイプでの設定となります。ちゅんが、AP個々にIPアドレスを事前に仕込んでくれました。あとは現場で新旧APを交換するだけです。電源供給はもちろんPoEです。今までもPoEでしたが、それはB社のオリジナル規格でした。今度は国際規格のIEEE802.3af仕様なので、給電装置も交換する事に。用意した給電装置はM○ru純正品ではなく、お馴染み?安価なB社のGiga速度のPoE8ポートです。ここが、にわか?

まあ~、何と言うことでしょう!かなりスッキリしました。本当だったら、サーバラック内にPoEハブを入れたかったのですが、既設のケーブルに余裕が無く諦めました。少し残念でした。今回、今まで6個だったAPを、5個に減らしましたが全く問題なく繋がるようです。11gから11nに速度も向上しましたし、本庁からも管理が可能になりました。今度は支所のL3が100Baseなのが気になり始めた「にわか」なのでした。

スッキリしたPoE給電部
まあ~、何と言うことでしょう! でも、サーバラックに・・・

(投稿者:92)

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仕様に悩む

ども。
Windows 10 のリリースが近づいてきて、そろそろ意識し始めた担当ちゅんです。

でも、そんなWindows 10 をリリースと同時に職場で導入できるかといえば、答えはたぶんNoです。業務で使用しているソフトウェアや周辺機器と互換性があるのか、十分見極める必要があるためです。そんな中、今年度もそろそろ「調達」の時期が近づいてきました。

各自治体、PCの調達方法には違いが見られると思いますが、当町の場合は、完全に「仕様」による調達を行っています。メーカーには拘らず、仕様書の項目全てを満たしているPCを選定いただいて、そのうえで最も安価な見積となった業者さんから調達を行います。

ですが、この仕様にはすごく悩みます。価格のことだけ考えれば、一見「スペック」だけを気にすればいいように思えますが、実は「売れ筋」という要素もあって、例えばDVD-Rドライブよりもスーパーマルチドライブの方が安かったなんてケースも稀に発生します。そういうことも考慮しだすと、例えば「CPUはi3かi5、さすがにi7ではないだろう」とか、「いまどきメモリは4GB必須?それとも8GB?」とか、はたまた「HDMIポートは必須にするか?」などかなり迷ってしまいます。もっと際どいところでは、「Windowsはもう64bitでいいのか?」とか「リカバリーメディアは必要か?」など、本当に細かい部分まで神経を使う仕事です。仮にノートPCの調達で「シリアルポート必須」なんてうっかり書いてしまったら、最悪は「そんな条件を満たすPCはありません」なんてことになりかねません。

結局のところ、「○○製の○○というPCを調達します」と型番を指定してしまえば楽なのですが、そうなれば逆に「なぜ○○製のPCを選定したのか」「○○よりも△△の方が高性能で安価ではないか」など、そこにはそこの悩みも(でも、こういう調達の仕方をしている自治体もきっとあると思うので、たぶんノウハウがあるのだろうと思っています)。
極論を言えば、行政で使うPCなど「普通のPCでいいんじゃない?」という話なのですが、それを言ったところで「では普通の定義はなんですか?」となってしまいます。
いっそのこと、「普通のPCがほしいです」とだけ仕様書に書いて、各社が普通だと思うPCを持ち寄ってみる・・・なんてことができればいいのですがね。

SS
ノートPCはまだ簡単なほうで、これがサーバになるとさらに難しい・・・。

(投稿者:ちゅん)

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久々のMMに悩む

久々にMM(ムービーメーカー)を触っています。MMとは、窓OS標準(無料で使える)のビデオ編集ソフトです。Me・XPの時代からあったWindows Movie Makerですが、XP-SP2からver2.1となり、使える感じがしてきました。一応?Vista用のver2.6が最終版?です。この後「Windows Live ムービーメーカー」となり、MS提供のWindows Live Essentialsの一つとしてDL出来る様になりました。窓七から使えます。いつの間にか、この「Live」の文字が外れ、MMは2011、2012とバージョンアップしています。最新(現行)版は、2012のBuild 16.4.3528.0331だと思われます。

個人的感想として、最新の2012はかなりイイ感じです!2011で不満だった文字入れ(キャプション等)で、文字に外枠を付けられるようになりました。これは実用的で、見栄えも向上します。・・・しかし?!別な問題が発生していました。これは、未だ解決策が見つけられません。それは、DVD-RにDVD-videoとして焼き込む際、窓OS標準のオーサリングソフトである「Windows DVDメーカー」との相性悪すぎで、16:9で上手く焼けないのです。MM元が4:3なら4:3で正常に焼けますが、MM元が16:9でも4:3に意地でも焼くという不具合が露呈しています。どうやらDVDメーカーは正常で、MM2012側のバグの様です。ネット上で皆さん、既に困っていました。どうやら、対処法は2つです。

  1. MM2012を諦めて、MM2011とDVDメーカーを使う。
  2. MM2012で作ったwmvファイルを他のビデオ編集ソフトに取り込み、上書きしてからDVDメーカーで焼く。

らしいです。しかし1だと、先ほど絶賛した文字外枠が使えません。2は、FREEの編集ソフトもあるのでコストは掛かりませんが、OS標準のソフトだけで完結したいんです。何故なら、MMを学ぶ公民館講座だからです。結局1のMM2011で押し通す事に・・・。でもMM2011は、アニメーションの切り替え効果にも地雷が・・・。何とか地雷を踏まないように3日間こなしたいと思います。

熊石館でのPC講座
受講生は14人、3日間(7.5時間)でMMの使い方を教えています。

(投稿者:92)

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トルクスネジ

ども。
このところ、夜な夜なサーバ室に篭ることが多くなっている担当ちゅんです。

何も起きなければ立ち入る必要のない部屋。そこに夜な夜な篭るということは、すなわちトラブルが発生しているということでして。相手は機械、ましてそこに通信がからんでくると、目には見えない相手と勝負しなければならず、なかなか一発で問題解決に至らないもどかしさがあります。
保守業者さんとも色々と協議しながら、対策を練っています。先日は「サーバ内部のこの部品を交換して様子を見てはどうか」という策が示され、作業を行うことに。

早速、サーバをラックから取り外します。ラックに収まっているサーバを手前に引き出し、落下防止のロックを外すとラックからスポッと抜ける構造です。まずはレールに固定されているネジを外します。
・・・が、ここで驚きました。なんと今回のサーバ、使用されているネジが「トルクス」ではありませんか!

外国製の家電製品や、車などによく使われるトルクス。ネジの頭が星型(正確には六角形)になっているものです。見たことありますか?私が好きな「林檎」のコンピュータにもよく使われていますよね。
Wikipediaによれば、このトルクスネジ、特にヨーロッパではプラスネジを抑えて主流になりつつあると書かれています。どうやら、プラスネジよりも「なめり」づらいという利点があるようです。でも、ここは日本です。急にトルクスとか、やめてほしいですよまったく。

一瞬たじろぎました(と、同時にマイナスドライバーを探し始めました)が、どうやらこのサーバにトルクスが使われているというのは常識のようで、業者さんはしっかりトルクス用のドライバーを持参されていました。無事にラックから取り外し、部品の交換作業・・・と、今度はお約束、サーバ筐体もやっぱりトルクス!パーツの固定に使われているネジもトルクス!結局、プラスネジは1本も使われていませんでした。

もし私が一人で保守にあたっていたら、完全にアウトだったこの話。後日、上司92氏に話すと、やはり「常識」と返ってきました。ひとつ勉強になったと同時に、今度からは工具の中にトルクスドライバーを隠し持っていようと思います。

トルクスドライバー
と、いいながらもプライベートではちゃんと持ってます。

(投稿者:ちゅん)

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システムのデモ

とある業務システムのデモ(プレゼン)をが行われました。このシステム、現在ローカルのクラサバで使っていますが、これはクラウド化した総合行政システムに統合可能な仕様となっています。にわか的には、NWやハード的な部分に興味が湧く訳ですが、デモの目的はそうではありません。実際にシステムを操作し業務に活用する現場の職員目線で、見てもらうのが一番です。今回も関係職員を集め、一日がかりのデモとなりました。

ここで何時も思うのが、説明者(プレゼンター)の出来です。一般に、システムベンダーから専任の方が来る訳ですが、女性の方の場合が圧倒的に多いです。説明に淀みは全くありません。まあ、これは当然ですよね。最近はビジュアル的に目を引くグラフ機能なんかをアピールする傾向にあります。さらに、少し的を外れた質問にも、笑顔で懇切丁寧な説明をしてくれます。臨機応変に、質問者のレベルに合わせた回答が、まるで魔術師の呪文のように・・・?

この決して地雷を踏まない、見事なプレゼンターが判断を迷わせます?それでも日々、実際の業務をこなしている担当者は突っ込んだ質問を浴びせ、現行システムとの差異を確認し、納得の評価をしなければなりません。なにせ、自分らが使うシステムなのですから。・・・と、ここまで書いておきながら、イニシャル・ランニングコストも重要な要素となります。あれば便利的な機能は当然「カ~ット!」としたい訳ですが、どこで折り合いを付けるか何時も悩むところです。

健康管理シスのデモ
「システムは腐らない」どこかの営業さんから聞いた名言ですが、確実に古くなります。

(投稿者:92)

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