差し込めないコネクタ

ども。
朝から全力で仕事をすると夕方には電池切れ状態になってしまう担当ちゅんです。

朝から何をしていたのかといえば、第2職場でインターネット回線の切り替え工事を行っていました。ついに旧棟に引き込まれていた回線を新棟に引っ越しする日が来たのです。
・・・といっても、今はまだ旧棟で業務が行われていますので、11月いっぱいは旧棟のネットワークも生かしておかなければなりません。なので、新棟から旧棟まで仮設のLANケーブルを引き、とりあえず既存のネットワークに接続しておかなければならない状況です。

文字に起こすとなんだか複雑ですが、やることは単純。新しい場所に設置された終端装置(ONU)と既設のルータをLANケーブルでつなぐだけ。上司92氏は新しい場所に、私は既設ルータにと分かれて「せーの」で切り替えます。今回は連絡を取るためにトランシーバーも持ち込んで準備万端です。

私が現場に到着するなり「切り替えるよ~」と指示が飛んだので、目的のLANケーブルを素早く抜いて、新しいケーブルを差し込・・・めません!!まさかのトラブル発生です。

これまで使っていたケーブルはCAT5E、仮設のケーブルはCAT6。規格は違えどコネクタ形状は同様なのに、なぜ差し込めないかといえば文末写真のとおり。CAT6のコネクタって、物にもよりますが少し長いのです。で、目的の場所はCAT5Eのケーブルがちょうど差し込めるスペースしかありません。
どうしよう。この作業が滞ると、その分ネットワークの断が長引いて業務に支障が出ます。

こうなれば仕方ありません。「えいっ!!」。どうやらなんとかなったようです。ガチっという音とともに、勢いよくケーブルは差し込まれました。コネクタを観察すると、いかにも無理をしたという感じですし、もしかしたらスループットも落ちるんじゃないか?とも思いましたが、「こうするしかなかった」「ま、仮設だし」と自らに言い聞かせて任務完了としました。

ケーブル
隣のケーブルと見比べてもらうと、長さの違いがわかります。

(投稿者:ちゅん)

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図面とにらめっこ・・・したい

一難去ってまた一難です?毎日、本当に色々なことが起こります。慣れって恐ろしいもので、もう想定の範囲だと驚かなくなっています。

さて、第2職場では、玉突き工事続きます。それは、完成した建物にA部門が引っ越します。A部門が居なくなったフロアを改修しB部門が引っ越します。B部門が居なくなった建物を取り壊します。こんな感じで、来春まで玉突き工事は続きます。

ここに来て、B部門が引っ越すフロアのNWについてチェックを朝から始めました。気持ち的には、既にチェックは終わっていたはずなのですが・・・。もう一度、図面とにらめっこです。今更ですが、端末配置予定図と工事設計図とを比較して、情報コンセントの過不足調べです。元の工事設計図は勿論CADなのですが、使いにくいのでPDFでもらっています。サイズはA4版らしいのですが、流石に小さく見にくいのでA2版まで拡大して印刷し、作業しています。たいした楽ですわ!

こんな作業は早いとこ終えて、社内協議に持っていかねば。でも、なかなか進みません。次から次へと他の仕事が入り、席が暖まりません。これも、重要な仕事なんですけど!!ちなみに、明日は朝から第2職場で光回線切り替え工事が予定されています。打合せも沢山入っています。一体このNW図面チェックは、いつ終わるのでしょうか?図面とにらめっこ・・・したい。

図面とにらめっこ
情報コンセントの位置と数をチェックします。結構気を使います。

(投稿者:92)

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今度はうしろ

ども。
携帯電話が鳴りっぱなしの一日だった担当ちゅんです。売れっ子?です。

ということで、いよいよ第2職場の業務が本気モードに入ってきました。もう少しの辛抱です。
先日「ケーブルホルダー」というタイトルで記事を投稿しましたが、サーバーラック内の配線を美しく整えるための部材があって、とても感動したという内容です。

本日はその続編。先日、別なサーバーが納品となったのですが、今度は正面ではなく背面にケーブルホルダーが取り付けられていました。

サーバーの裏側といえば、コンソールモニタのケーブルや電源ケーブル、LANケーブルなどこちらも正面に負けず劣らずのケーブル地獄。万が一サーバーにトラブルが発生し、機器を交換しようと思ったら、まずはどのケーブルがどのサーバーに刺さっているのかの特定から始まります。この作業がとてもデリケートで、力任せにケーブルを引っ張ったりすると、正常な機器のケーブルを誤って抜いてしまうような事故になりかねません(というか、何回かやらかしています)。なので、このケーブルをきちんと整理しておくことは、見栄えが良いだけではなく保守性が格段に向上し、事故の防止にもつながるのだと思います。

出来上がりの美しさは文末写真のとおり。サーバーごとにケーブルが束ねられて、サイドに流れていきます。このホルダーはアームになっていて、ガチっと爪を外すとサーバー背面が丸見えです。業者さんに聞くと「サーバーをとめずに保守するためにはこのガイドは必須」とのことでした。また一つ、勉強になりました。

背面写真
重力に逆らって、見事に「横」に流れるケーブル。美しい!

(投稿者:ちゅん)

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椅子の年齢?

第2職場では、機材の搬入がいよいよ本格化しました。我々の電子機器類の搬入は既に終わり、取付・接続の工程にはいっています。進捗状況は・・・明日も出社かな。

さて、第2職場には大型トラックが横付けされ、今日も沢山の段ボール箱に入った物品が、運び込まれています。フロアのあちらこちらで段ボールが山積みされています。そこで、目にした妙な表示がこれです。事務椅子が4脚入った段ボール箱なのですが、重さは18.0kgなので、1脚4.5kgですね。で、次が問題、9.3才?才って何?この椅子、製造後9年ちょい経過しているという事でしょうか?それと椅子の耐用年数でしょうか?みなさん分かりますか?

早速ググりました。才とは、日本古来の体積の単位らしいです。椅子には関係なく、段ボール箱のサイズみたいです。その基準長の単位は、尺(しゃく)です。今時、尺貫法ですか?縦横高さが全て1尺の正六面体の体積(容積)を1才と言うそうです。1尺=約30.30cm=約0.303mなので、その3乗つまり0.0278立方メートルが1才となります。この1才が10個集まると、石(こく)となるようです。しかし、昔の藩や大名の規模?を表す何万石という石高とは、また少し違うようです。難しい!こっちの石は、材木の売り買いで材積の単位として、1尺×1尺×10尺の1石が使われるそうです。つまり、1立方メートルは3.6石となるようです。何だか混乱しそうですね。

何故、段ボール箱に「才」の表示あったかですが、陸上物流の業界では今も現役の単位だそうです。トラックの荷台に、荷物を何個積めるかを求めるのに才数計算を一つの目安とするらしいです。なので、段ボール箱に才数を表記するのは、当然至極らしいです。今回の9.3才ですが「1箱、約0.258立方メートルの体積ですよ」という事なのですが、これを「才」で考えるのが物流のプロらしいです。

9.2才
9.3才、この椅子の年齢ではありませんでした。

(投稿者:92)

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ダンちゃん

ども。
一日のほとんどが第2職場のサーバー室となっている担当ちゅんです。

そういう場所で仕事をしていると、初めてお会いする業者さんも大勢います。それぞれが持ち場持ち場でプロの技を駆使して仕事をされていて、私などはそれを眺めてただただ関心してしまいます。

例えば、LANケーブルが数十本、もしかしたら百数十はあろうかという束に、Cat6のコネクタを黙々と取り付けている方がいたり、建物内に張り巡らされた光ケーブルをサーバー室内で結線している方など、普段の仕事ではなかなか見られない作業などが多く、「これってどうやるんですか?」とか「この工具は何ですか?」など、業者さんからすれば邪魔で迷惑極まりないような会話をして、自分なりに勉強をしています。

そんな中。「これ、知ってますか?」とある業者さんが見せてくれた秘密道具、その名も「ダンちゃん」。鞘から引き抜くとギラリと妖艶に光る刃物が・・・。
実はこれ、ダンボールを切るための専用の道具。ダンボールって、カッターの刃だとなかなか通らないですし、ハサミだとかなり力が要ります。このダンちゃんだとノコギリのような塩梅で実にスムーズに切れます。しかも誤って手を切る心配もない安全設計ということで、なかなかの優れものでした。

このほかにも、見たことがない仕組みのドライバーだとか、電動工具だとか、業者さんの技術だけではなく持ち物を見ているだけで楽しくてしょうがありません。自分が知らないだけで、便利なものってたくさんあるんですね。

ダンちゃん
「これ、ネタになりますか」と言わんばかりのネタです。多忙でも頑張って更新していきます!

(投稿者:ちゅん)

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