忘れたWi-Fiパスワードの調査

ども。
10連休前の仕事が超過密な担当ちゅんです。

とある施設からPCを追加配備してほしいと依頼を受けました。その施設は私が昨年、新たに屋外無線によりネットワーク構築を行った施設。設置環境への対応のため、室内用APには「防塩」に配慮したアクセスポイントを取り付けた案件でした。

追加を承諾し、PCを準備のうえ配備しました。すると、さっそく施設から電話。「今回配備されたPCは無線LANに接続できないの?」と。実は施設側から「何でもいいので1台追加を」と言われていたので、本当に適当にPCを選んだのですが、無線アダプターが搭載されていませんでした。急ぎ無線LANが利用できるようUSB子機を準備し、現地に向かいました。

PCにUSB子機を接続し、ドライバーをインストール。無線の電波を掴み始め、目的のSSIDをクリック。ここまでくれば問題ない・・・と思ったら、臨席おーるど氏からまさかの「パスワードって何でしたっけ」と。
確かに言われてみれば何だったか思い出せません。当時、間違いなく私が設定したのですが、どこを探してもメモが見つかりません。ほんの数か月前の仕事なのにすっかり忘れてしまっていることに情けない気持ちになりましたが、むしろ覚えづらいパスワードだったのであればセキュリティ上は良いことではないか・・・と、ポジティブシンキング。

しかし、あきらめてはいけません。実はWindowsには接続している無線LANのパスワードを調べる方法があるのです。「ネットワークと共有センター」から「アダプター設定の変更」に入り、その中にある「Wi-Fi」をダブルクリック。開いた画面で「セキュリティ」タブをクリックすると、そこに「パスワードの文字を表示する」というチェックボックスがあります。これを利用すると、ネットワークセキュリティキーの欄に文字列が表示されます。助かりました!
ちなみに、これは当たり前ですが文字を表示するには管理者権限が必要。ユーザー権限でPCを使っている場合は表示できませんのでご了承。
色々な場所で無線LANを利用される方は、いちいちパスワードを覚えきれないと思いますが、一度でも使ったことがあれば大丈夫、というTIPSでした。

パスワードを忘れたときの
パスワードがわかっても「あれ?こんなのだっけ」でした。やっぱり情けないですね。

(投稿者:ちゅん)

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こんなページも見ています

ども。
怒涛の22連勤が終わろうとしている担当ちゅんです。

10年ぶりにCMSのパッケージを刷新し、自治体向けのパッケージを採用したという話題は先日記事にしました。その後、複数の自治体から「で、何を採用したのよ」と個別に連絡を受けたりしましたが、やはりそれなりに注目度は高いようです。大人の事情によりここには明記できませんが、気になる方は直接お尋ねくださればお伝え出来ます。

さて、本日はそんな新ホームページのPRをさせていただきます。パッケージを採用する際の決め手とまでは言い過ぎですが、個人的にすごく楽しみにしていた機能が「レコメンド機能」でした。ページを閲覧されている方に対して「他の方はこんなページも見ていますよ」とオススメを紹介する機能。CMSを切り替えてから2週間弱が経過し、ようやく少しずつ動作するようになってきました。

このレコメンド機能の仕組みですが、ページのアクセス解析をしているサーバがあり、実際にどのページからどのページへと閲覧が変遷しているかを分析しています。ですから、我々が勝手にオススメしているわけではなく、実際にページを閲覧されているユーザー様に育てて頂いている、そんなコンテンツになります。ある程度閲覧数のデータが蓄積されてきて、ようやくちらほら表示されるようになってきたというわけです。
アクセス数が増えれば増えるほど制度は高まっていくと思いますが、現状ではリアルに閲覧者が多いページが出ていて面白いです。

このレコメンド機能がうまく動いてくれば、例えば場面場面で必要なページを探す必要が無くなっていきます。例えば「戸籍謄本等の郵便請求」というページに行き着いた際に、レコメンドとして「申請書様式ダウンロード」が表示されているといった感じで、次に必要と思われるページが勝手に表示されるという仕掛けです。これはWebサイトとしてはよく見かけるものではありますが、いざ自分のサイトで実現しようとするとなかなか難しい機能です。情報を発信している側の職員も「こんなサイトも一緒に見ているんだな」と把握することで、情報発信を工夫することができそうです。
新ホームページにはまだまだ新しい機能がたくさん搭載されていますので、折を見てご紹介していきたいと思います!

レコメンド機能
今後の成長が楽しみです

(投稿者:ちゅん)

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USBメモリが読み取り専用になる

ども。
ついに「味覚がある」夢を見てしまった担当ちゅんです。疲れているのかも。

先日、某学校から「USBメモリの具合が悪いので見てもらいたい」と連絡を受けました。正直、USBメモリという時点で嫌な予感しかしません。これまでも故障したUSBメモリを見てきた経験がありますが、いずれも「ある日突然使えなくなってしまう」という特有の壊れ方でした。大容量化・低価格化していることも相まって、故障した時の影響が大きいのが特徴です。

さて、そんなブツが手元に届きました。まずは保守用のPCに差し込んでどんな動きをするのか確認。ダメなものだとこの時点で認識しないか、フォーマットを求めてくる動きをするはずです。しかし、今回のはちゃんと認識するし、保存されているファイルにもアクセスできました。では一体何が問題なのか。一見わかりづらかったのですが、ファイルを保存してみようとしたとき問題が発生。「読み取り専用になっている」という警告がでました。

「ディスクの管理」で確認してみると、確かにUSBメモリ自体が読み取り専用に設定されているのがわかります。念のため、USBメモリの筐体に物理的なスイッチがついていないかを確認しますが、そんなものはついていません。では一体なぜ?

あれこれ考えていても埒があきません。ひとまず正攻法で読み取り専用の解除を試みます。以下、自分向けのメモも兼ねて手順を。

(1) diskpartで「list disk」してUSBメモリのdisk番号を確認
(2) 確認したdiskに対して「select disk x」をする
(3) 魔法のコマンド「attributes disk clear readonly」をする

以上。
これでUSBメモリが正常に動作しているならば読み取り専用が解除されるはずです。はず・・・だったのですが、やはり今回のケースではこれでもうまくいきませんでした。結論、物理的に故障と断定。そもそも、ユーザー側が特に何もしていないのに、ある日突然読み取り専用になってしまったこと自体がおかしいですもんね。「やっぱりね」としか言葉が出ない結末となりました。不幸中の幸い、データが無事でよかったです。
ちなみに、上記diskpartのコマンドを少し工夫すれば、物理スイッチの無いUSBメモリをあえて「読み取り専用」にすることも可能と気がつきました。batファイルを作っておけば、何かの時に使えそうだなと思いました。

読み取り専用

どうしてこうなっちゃったんでしょうね

(投稿者:ちゅん)

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情報コンセントを怪しむも

ども。
ToDoリストが減らずに増え続けている担当ちゅんです。

本日は、昨日執行された北海道知事選挙で設営していた期日前投票所の後片づけ。各自治体の情報担当の方とも話題を共有できるかもしれませんが、昨今の選挙事務は情報担当が表に出ていかないと回らない状況にあります。名簿の対象もシステム、投票状況の報告もシステム、開票の集計もシステム・・・と、ほぼ全ての場面でシステムが絡んでいるのです。確実性と効率性が求められる究極の業務ですから、電子化の流れが進むのは必然です。

さて、そんな業務の中で、気になっていたことを一つ解決することに。とある施設の壁付情報コンセントが通信できず、やむなく別な場所からLANを引いて対処していた案件。準備の段階で不具合に気がついたものの、時間的な猶予がなくやむなくとった対処だったので、この機会にがっちりと修繕して次の出番を万端に迎えようと。

壁付のコンセントを取り外し、LANケーブルを思い切って切断。コンセントの代わりにRJ45コネクタを成端し、それをPCに直接つないでみます。コンセントの口が悪いのか、ケーブルが悪いのかの切り分け。しかし、通信できず。もしかしたらコンセントの相手側がAタイプの結線だったことも想定してA・B双方のタイプでコネクタを作ってみますがダメ。もしかしたらスイッチのポートが故障したのでは?と予想し、少しずつ原因に向けて絞り込んでいきました。

スイッチのあるマシン室に向かい、次はスイッチに直接LANケーブルをつないで確認してみます。これで、LANケーブルの経路に問題があるか否かのチェックができます。しかし、これでも結果はNG。こうなるといよいよ問題はスイッチか、その先の何かということになります。
ここでようやくネットワーク保守業者に電話。症状を伝えるとあっけなく「認証済みの端末ではないので通信がブロックされています」と。ネットワークの通信としては正常でしたが、何度か不正な端末を接続してしまったことでブロックされていたという結末でした。
原因がわかってしまえば何のことはない話。苦笑いをしながら情報コンセントを作り直して現場を後にしました。先に確認すれば無駄な仕事をせずに済んだのに・・・。

情報コンセント無駄に断線してしまった情報コンセント

(投稿者:ちゅん)

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故障個所の特定が大切

ども。
まだ年度明け業務が落ち着かない担当ちゅんです。

先日、朝一番で職員から「パソコンが起動しなくなりました」と連絡がありました。この連絡の段階では原因として考えられることは無限大です。まずは実機を見させてもらって、それからの判断となります。
今回、対象のPCはデスクトップ型。「起動しない」というトラブルでかなり多いのは「実は起動しているがスリープに落ちているだけ(もしくはそこからの復帰に失敗)」というケース。嘘みたいですが本当に多いです。
これをはっきりさせるため、まずは電源ケーブルを本体から引っこ抜くという荒療治を試すのが私の常套手段。しかし、今回はこれでは解決しませんでした。ここまでで現場作業は困難となり、あえなく入院することに。

職場に戻り、デスクトップの起動失敗時の復帰方法その2「メモリを一度ボードから外して付け直してみる」を試します。これもお決まりのパターンで、この段階で復旧できることも多いです。ケースを開けてメモリを外し、再び取り付けて電源を入れます。しかし、今回のケースではこれも失敗。それどころか、電源ボタンを押しても「カチッ」という音すらしません。

これは最悪のパターンです。ここまでの調査結果で、故障個所は「電源ユニット」か「マザーボード」のどちらかだとほぼ特定できてしまいます。仮にCPUやメモリ、ディスクに故障があった場合でも、電源は入るはずなのです。どちらの場合でも部品の交換が必要となるため、我々の部署としてはお手上げです。
今回の故障機はメーカーの保証期間内であったので、すぐに業者さんに連絡。修理対応をスムーズにするため「おそらく故障仮称は電源かボードです」と申し伝えました。

翌日。遠方よりメーカーさんが来庁され、修理開始。私が事前に行ったように、色々とパターンを変えながらテストを行いますが、やはり状況は良くないようです。次いで、私が怪しいとにらんでいた電源ユニットを交換。しかし、残念ながらこれでも復旧しません。いよいよ残すはボードです。PCをバラバラに分解してボードを交換し、CPU、メモリ、ディスクなどを元に戻して電源オン!ようやく無事に起動を確認しました。
結果、業者さんの診断結果は「マザーボード不良により交換いたしました」となり一件落着となりました。故障個所が故障個所だけに、我々だけではどうしても復旧させられない案件でした。業者さんいわく「あらかじめ故障個所を絞り込んで頂いたので早期に復旧できました」と。本業のCEさんに褒められ、少しだけ誇らしい気持ちになったと同時に、やはりある程度故障個所を特定しておくことは大切なことなだと思いました。

修理中のPC

故障個所の特定も大切ですが、一番大切なのは「保証」です。

(投稿者:ちゅん)

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