ども。
本年もよろしくお願いいたします。このブログを見た、とある業者さんから「この人はもしかしたら行政の職員ではない可能性がある」と思われていた八雲町職員の担当ちゅんです。
例年のことですが、新年早々、身に起きた出来事はその先1年に渡って何らかの戒めの意味があるものだと信じている節があります。昨年は「テレワーク環境があるから今やどこにいたってスマホさえあれば仕事はできる」と慢心していましたが、能登地方の震災の影響から旅先でスマホのデータ通信が一切できなくなったことで、通信が絶たれてしまえば情シス担当など何の役にも立たないということを痛感。その後、1年を通して「いつでもどこでも通信ができると思うな」ということを意識して仕事をしてきました。
そして本年、1発目の仕事。とある学校に設置していたネットワークスイッチが停止し、その影響で配下のAPが全滅するという「ネットワーク障害」からスタートです。幸いなことに学校は冬休み中で授業への影響はありませんでしたが、何が起きているのかは現場に行かなければわからないという状況でした。いくら様々な対策を取っていても、ネットワークが途切れてしまってはその先の状態は一切わからないという意味では、昨年からの「いつでも通信ができると思うな」が継続しているような気がしないでもないですが、そのくらい、ネットワークが絶たれたときのダメージは大きいです。
現場に到着し、スイッチを設置しているEPSのドアの前まで行きましたが、中から尋常ではないほどのファンの音が聞こえます。その段階で「あ、ダメだな」とは思いましたが、案の定。スイッチはランプ類が全消灯していて、ファンだけが全開で回り続けている状態。電源の入切を試しますが状況は変わらず。保守業者さんとも連携を取ってアレコレ試しますが、どれもダメで、結局は「故障」と判断して交換修理の手配となりました。保証期間内とはいえ、いきなり完全に動作しなくなるとは、なかなかの状況です。
しかし、まさに新年に相応しい「現場」での業務となりました。最近は自治体DXの推進が業務の大半を占めるようになり、デスクに座って仕事をすることが多い状況となっていますが、やはり基本は「現場」なのです。今回の出来事を「最近現場を蔑ろにしているのではないか」という戒めだと捉えて、今年は基本に立ち返って、地に足をつけて業務にあたりたい、そんなことを新年の抱負にしたところです。
何らか暗示しているようにしか思えないタイミングでの故障
(投稿者:ちゅん)