仕事始まった実感が湧く

てんちょです。あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。今回の年末年始は思っていたよりも慌ただしく、気が付けば仕事始め…。読みたかった本がほとんど手付かず状態です。

年始からいきなり外勤がありましたがさすがに大きなトラブルは続くことはなく、電話やチャットも程々で平和な感じでスタートした2025年。そんな対応をしている中で、昨年入れ替えた業務端末で「ソフトウェアのデータバックアップを忘れていた」という相談が。すでに端末も回収済みで、新端末へソフトウェアもインストール済みです。回収した端末は探せばまだ残っていそうだったので、対応することにしました。

資産管理ソフトで旧端末の管理番号を検索し、旧端末が置いてある山の中から本体を回収。自席後ろの作業スペースで起動してみたところ、立ち上がりません…BIOSを確認したところSSDが認識していないようです。さらに本体を開けてみたところSSDがありません。そうでした…回収した端末がSSDだったことを思い出し、まだ使えそうなSSDだけ全部取り出したことを思い出しました。今度はSSDの山から1台ずつUSBで接続し、ユーザーフォルダの名前を確認してSSDを特定する作業。

そうして探し出したSSDを本体につなぎなおし、該当ソフトウェアのバックアップ機能からデータを出力しました。パックアップ機能が別で用意されていた親切設計なソフトのおかげで無事にデータを戻すことができました。ダメだったらまた手入力するよと言ってくれていましたが、結構なデータ量だったのでどうにか対応できてよかったです…。

そんな感じで今年も変わらずパソコン屋っぽい作業からスタートしました。昨年中に端末更新は終わったので今年は修理案件は少なそうですが、導入した端末は中古なのでどの程度故障するか心配ですね。新端末に合わせてNVMe-USB変換アダプタ等も用意済み。予備端末もあるのでSSDそのものが故障しない限りは対応できるはず…です。


こういう作業していると仕事が始まったなと実感できますね

(投稿者:てんちょ)

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新年に相応しい現場業務

ども。
本年もよろしくお願いいたします。このブログを見た、とある業者さんから「この人はもしかしたら行政の職員ではない可能性がある」と思われていた八雲町職員の担当ちゅんです。

例年のことですが、新年早々、身に起きた出来事はその先1年に渡って何らかの戒めの意味があるものだと信じている節があります。昨年は「テレワーク環境があるから今やどこにいたってスマホさえあれば仕事はできる」と慢心していましたが、能登地方の震災の影響から旅先でスマホのデータ通信が一切できなくなったことで、通信が絶たれてしまえば情シス担当など何の役にも立たないということを痛感。その後、1年を通して「いつでもどこでも通信ができると思うな」ということを意識して仕事をしてきました。

そして本年、1発目の仕事。とある学校に設置していたネットワークスイッチが停止し、その影響で配下のAPが全滅するという「ネットワーク障害」からスタートです。幸いなことに学校は冬休み中で授業への影響はありませんでしたが、何が起きているのかは現場に行かなければわからないという状況でした。いくら様々な対策を取っていても、ネットワークが途切れてしまってはその先の状態は一切わからないという意味では、昨年からの「いつでも通信ができると思うな」が継続しているような気がしないでもないですが、そのくらい、ネットワークが絶たれたときのダメージは大きいです。

現場に到着し、スイッチを設置しているEPSのドアの前まで行きましたが、中から尋常ではないほどのファンの音が聞こえます。その段階で「あ、ダメだな」とは思いましたが、案の定。スイッチはランプ類が全消灯していて、ファンだけが全開で回り続けている状態。電源の入切を試しますが状況は変わらず。保守業者さんとも連携を取ってアレコレ試しますが、どれもダメで、結局は「故障」と判断して交換修理の手配となりました。保証期間内とはいえ、いきなり完全に動作しなくなるとは、なかなかの状況です。

しかし、まさに新年に相応しい「現場」での業務となりました。最近は自治体DXの推進が業務の大半を占めるようになり、デスクに座って仕事をすることが多い状況となっていますが、やはり基本は「現場」なのです。今回の出来事を「最近現場を蔑ろにしているのではないか」という戒めだと捉えて、今年は基本に立ち返って、地に足をつけて業務にあたりたい、そんなことを新年の抱負にしたところです。

故障したスイッチ何らか暗示しているようにしか思えないタイミングでの故障

(投稿者:ちゅん)

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2024年を振り返ってみる

仕事納めは明日ですが、一足先に仕事を納めて旅立ったちゅん氏に代わり、今年も最後のブログ投稿はてんちょです。

年末ということで今年も1年の振り返り。2024年を振り返ってみると…主に業務端末の更新ですね。Teamsの導入による変化など庁舎内の端末環境や業務環境が大きく変化、生成AIを使い始めたり、文字起こしツールが導入されたりとかなり進化したのではないかと思います。Teamsの利用状況を見ていると、端末の配備とともにチャットの利用もどんどん増えています。さらに配備完了後も徐々に増加している様子をみると、チャット利用が浸透してきている感じがしますね。

今年一番大変だった作業は、庁舎内にAPを追加するために天井裏に顔を突っ込んでグラスウールにまみれた作業です。2人で汗だくになりながらジプトーンを剥がし、フィッシャーと釣り名人を駆使しながらの通線作業。一昨年の郵便局での通線作業以上にあれは完全に業者の仕業でした。

そんな感じで端末の配備やAP追加などを行っていましたが、これからさらに進んでいくであろうDXの足場作りにすぎません。何をするにも元の環境では端末も持ち運べない、そもそも遅くて使えない、そんな環境に文書管理システムや電子決済などの効率化のツールを導入しても使ってもらえませんよね。Teamsの導入も職員間のメールでのやり取りをチャットにするだけでかなり時間短縮につながっているんだと思います。
それなりの環境は整ったので、「こういうツール使ってみたい」みたいな相談が増えてくると嬉しいです。

日々色々なことがありがなら、1年の経過が昨年以上にあっという間に感じられるほど、無事に楽しく終えることができました。
来年は文書管理システムの運用開始や、Microsoft365を活用できそうな新たな試みが開始する予定です…。来年はどうなるのか、今後も楽しみですね!

今年も一年、大変お世話になりました。皆様、よいお年をお迎えください。


年末なので机周辺を片付けながら、ついでに自分の環境も3画面化しました

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2024最後の外勤?

てんちょです。町内でインフルエンザなどが流行しているようです。年末年始に寝込むのは避けたいので久しぶりにマスクをしてます。

先週の土曜日の夕方、とある施設から「インターネットにつながらなくなった」と連絡がありました。どうやらブレーカーを落としてしまったようで、その後からつながらなくなってしまっているようです。休みの日でしたがたまたま近くにいたので見に行くことにしました。端末の入れ替え後からWiFiでの接続を行っているため、アクセスポイントが止まっているんだろうなぁと思いながら現地へ到着。

早速確認してみると、予想通りアクセスポイントのランプが消灯していました。PoE+での給電なので、まずは本体側のLANケーブルを何度か抜き差ししてみましたが、反応はありません。壁に取り付けられているスイッチを見てみたところ、一定間隔ですべてのランプが同時に点滅していました。なんだかおかしな動きをしていたので、再起動をかけてみましたが動きは変わらず…。まさかスイッチの故障?なんにしてもすぐに解決できなさそうだったので、週明けに持ち越すことにしました。

月曜日、スイッチの状態を確認するためにping送ってみたところ反応がありました…もしかして故障していない?管理画面へアクセスしてみたところ、ログインすることもできました。PoEの給電設定をオンオフしてみたり、再起動かけてみたりと色々やってみましたが、アクセスポイントが接続されているポートが認識していません。となるとアクセスポイントの故障でしょうか…。もう何が故障しているのかはっきりしないので、確認用に予備のアクセスポイントを持って、再度現地に行くことにしました。

現地へ到着し、天井のアクセスポイントを取り外して予備機に交換したところ通電します。ということはやはりアクセスポイントが怪しそうです。念のため別なLANケーブルを使って予備機に接続、これも問題ありません。最後にアクセスポイントの故障であることを確定させるため、別なLANケーブルに元のアクセスポイントを接続してみました。…動きました。元の場所に戻して繋いでみると、…動作します。コネクタの接触不良?結局原因もわからないまま解決してしまいました。
端末側を確認したところWiFi接続も問題なく、そのほかの機器も無事に?接続が確認できました。ブレーカーが落ちたことが起因していそうですが、久しぶりに腑に落ちない外勤でした。


もしかしてPoE+にケーブル相性とかあるんですかね?

(投稿者:てんちょ)

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先端技術の活用実験

ども。
年末が近づき、体力のゲージもゼロに近づいているような気がする担当ちゅんです。あと1週間・・・

ついに全職員に新しい業務用PCが行き渡りました。PC入れ替えのミッションとしては一段落ではあるのですが、ここはあくまで通過点。次はいよいよMS365の本稼働で、電子メールの切り替えやTeamsの職員説明会など、まだ目の前には大きな山がいくつか残っている状況です。

そんな説明会の準備で、そろそろ日程を決めようと考えていたのですが、「ペーパーレス化の取り組みやビデオ会議などの説明をするのに、オフライン限定で説明会をやるってのはどうなのかな」と自問自答をしていました。
コロナ禍以降、職員が一斉に集まっての会議・研修は、何か特別な理由がないと難しいといったような風潮になりました。仮に集合形式であったとしても、ビデオ会議による同時配信(ハイブリッド)がなんとなく必須のような空気。まして、DX推進部門としては「リアルタイムの強制(電話など)は相手の時間を奪う行為なので慎重に」などと説明をする立場でもあり、そういうことを考えると、今回については「事前収録・オンライン配信」の形式にしなければならないなと、そう思いました。

説明動画の作成についても「せっかくだから音声を合成で作ったらどうか?」となり、ずんだもんで有名なVOICEVOXをダウンロードして、せっせと何かを作りこんでいく隣席てんちょ。「ある程度できました」となって一度聞かせてもらったんですが、やはり技術の進歩はすごいです。テキストを書いて再生ボタンを押しただけで、特に何の調整もしていないのですが見事に音声が再生され、「動画にこれを埋め込んだら完成でいいね」となりました。

後は質問はMicrosoft Listsから出力するフォームで受け付けて、その通知をTeamsに送って・・・のような感じで、さながら、我々の実施する説明会は「先端技術の活用実験」みたいな感じになってしまいました。ただ、それでいいんだろうと思います。過去、某企業の自治体DXセミナーの案内がFAXで届いてすごくがっかりした経験もあり、やはりDX部門の我々としてはやりすぎなくらい尖ってもいいだろうと。やりすぎちゃうと内容が頭に入らないことになりそうなので、バランスは大切にしつつ、少し大胆に攻めてみたいと思います。

VOICEVOXでも、さすがに「ずんだもん」は攻めすぎなのだ

(投稿者:ちゅん)

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