てんちょです。暖かくなってきたからなのか、疲れているのか、日々眠気との闘い。
今年度から文書管理システムに加えて、電子契約システムも導入されました。昨年度から担当課主導で導入を進めており、説明会を動画配信で開催したりとちょっとお手伝いさせていただいています。本番稼働前に事前にデモ環境で試す機会もあり、大きな混乱もなく?新年度突入とともに稼働開始となりました。開始からすでにかなりの件数が電子契約で行われているようです。先日こちらで行った契約で発番されたのは253となっており、すでに全体で250件以上は電子契約が使われたのかなと思われます。
稼働してから実際に使ってみて驚いたのは契約完結に至るまでのスピード。
これまでは契約書のやり取りはもちろん紙。事前の決裁から紙です。見積徴収の決裁をとって契約書を準備し、契約書に押印して発送し、相手から返送されてから再び契約完了の報告を決裁して、という流れでかなりの時間を要していました。特に契約書の発送から手元に戻ってくるまでの時間は郵送の往復となるので、これだけでも数日から1週間はかかります。庁内での決裁を含めるとさらに日数がかかります。
しかし電子契約はメールで送付、契約先の承認が終われば瞬時にこちらに戻ってきます。これまで日数を要していた業務が数日で完了。年度初めの契約業務があっという間に終了しました。4月は特に契約関係が多く、契約書を含めてかなりの印刷物が出ていましたが、全てデータで完結することが可能になりました。しかも決裁も電子決裁になっているのでそれも含めて全て早い!役場に入った数年前から比べると比較にならない程、環境が変わり少し混乱しそうです。
ただあえて問題点を挙げるのであれば、全てが早すぎることですね。これまではこの契約書が戻ってくるまでの間に、契約完了の報告を準備するなど、空いた時間を使って次の作業準備をすることができました。しかし電子決裁は最短当日に契約が完了し、電子署名付きデータが手元にくることになります。そうなると、こちらも契約完了の報告をすぐに開始することに。これまでは契約書が戻ってきた段階で準備していた決裁文書を順次回していましたが、次々完了する契約にこちらの準備が追い付きませんでした…。急激に効率化したことによる最高の結果なので慣れるしかないですが。同時に業務フローの見直しもしていくことでさらに効率的になりそうです。
しかし一気に作業を進めたので、何か漏れがあるような気がして不安。
(投稿者:てんちょ)